Momir Vig, Simic Visionary Avatar
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Magic Online Vanguardであり、ディセンションがMagic Onlineにてリリースされた際のプレミアイベントで参加賞として配布されたアバター。その能力は、元となったシミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionaryが所属するシミック連合/The Simic Combineらしい破天荒さである。
支払うマナを調整する事である程度は調整できるが、確実なのは少ない。1マナ支払ってサバンナ・ライオン/Savannah Lionsが出れば嬉しいが、呪われたケンタウルス/Accursed Centaurが出てきたら悲しい。このアバターを使えばまさに「マジック運ゲー」(というか別ゲー?)を体感できる。
構築では、その不安定さから採用しづらいが、高マナ域のクリーチャーに外れは少ないのでそこをいかしたい。公式サイトのコラムでは、ノンクリーチャーの白青トロンにおいて、フィニッシャーを出す役目を任されている。
- Magic Onlineのカジュアル・ルームでは、モミール・ベーシック/Momir Basicなどと称した同アバター戦が流行している。これはデッキのすべてを基本土地にし、クリーチャーをこのアバターの能力にのみ頼るゲームである。その人気の高さは Momir Basic のプレミアイベントまで開催され、ついにはモミール・ベーシックを Magic Online 認定フォーマットにまでさせた。未来予知解禁以降はJhoira of the Ghituアバターと組み合わせたものも遊ばれている。
- 除去されない共鳴者と見て使用する考え方もあるだろう。X=0を指定すればタダでカードを捨てられる上に80%の確率でクリーチャーまで場に残る。戦慄の復活/Dread Returnとの相性は抜群。
トークンに関する注釈
- トークンとして場に出てくるクリーチャーは、Magic Onlineでサポートされているクリーチャーすべてから無作為に選ばれる。こちらに記されているカード・セットの他、Magic Online Promotionalに登録されているがまだ使用不可であるクリーチャーからも選ばれる。
- 具体的にはSedge TrollとTwo-Headed Giant of Foriysである。
- 複数のセットに収録されているクリーチャーが選ばれた場合、必ず最新のセットのイラストが選ばれる。例えばセラの天使/Serra Angelが選ばれたならば、必ず第10版と同じイラストが使われ、枠も第8版以降のトークン枠である。
- これはプレイしているフォーマットを考慮しない。スタンダードのヴァンガード戦でも、ミラージュの聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avengerなど、古いカードセットのクリーチャーのコピーが場に出てくる事もある。
- 倍増の季節/Doubling Seasonがあれば、ちゃんとトークンは倍の数が出てくる。その際は同じクリーチャーのコピー・トークンが2体出てくるが、伝説のクリーチャーが選ばれると状況起因効果により墓地送りになってしまう。
- マナ・コストにXを含むクリーチャーも選ばれる(点数で見たマナ・コストは、X=0 として考える)。
- X=0を指定することももちろん可能。その場合は0マナクリーチャー、マナ・コストがXのクリーチャー、そしてドライアドの東屋/Dryad Arborの中から選ばれた物が場に出てくる。ただし、ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauderが選ばれた場合は、そのまま墓地送りとなる。
- モミールベーシックだとX=3で田舎の破壊者/Countryside Crusherが出てきた場合、ライブラリーがすべて削られる羽目になる。
- X=7を指定して、ついうっかり触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableが出ると悲しい事になる。ちなみにその確率は約0.6%である。
- X=12もしくは15、16に指定すると、該当クリーチャーが1体しか存在しないので必ずそれが出てくる。
- X=15はもう1体いるのだが、「クリーチャー・カード1枚」ではないし、そもそもアングルードはMagic Onlineにてサポートされていないので結局選ばれる事はない。
- X=14を指定する等、その点数で見たマナ・コストを持つクリーチャーがいない場合、トークンは場にでない。