置き
提供:MTG Wiki
ネメシスの印章エンチャントや桜族の長老/Sakura-Tribe Elderのように、主に生け贄に捧げて効果を発揮するパーマネントは、その元になった呪文、またはその愛称をつけて「置き○○」と呼ばれる。例えば、炎の印章/Seal of Fireなら「置きショック」、桜族の長老/Sakura-Tribe Elderなら「置き不屈の自然」と表現する。
置き○○は「マナをあらかじめ使っておく」というコンセプトのカードである。マナが余っているときにプレイできる大きな利点を持ち、コントロールデッキならば8枚目の手札のように扱える。
しかし、情報として公開されていることが相手に適切な判断を与え、それがマイナスになることも少なくない。これは除去や火力にも言えることだが、特に巨大化/Giant Growthのような奇襲系呪文は、存在がわからないからこそ価値があるのであり、置きになるとたいてい弱くなる。
また、それ自身が破壊される場合など、本来使うべきでないタイミングでの使用を強制される場合もあるため注意が必要。特にそれが対象を必要とするような能力の場合、あまり早く出しすぎると適切な対象が出る前に破壊されてしまうこともある。
置き○○とそうでないものとの間の性能に違いがなければ、どちらを選ぶかは好みや、そのデッキタイプにも左右される。
- オデッセイのスレッショルドランドなどは置き○○の中ではかなり強い部類。奇襲性が無いとはいえ、通常のカウンター呪文では打ち消されないというメリットは大きい。
- 各種呪文爆弾もこの中に入るのかもしれない。