翡翠のヒル/Jade Leech
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緑のヒルは1マナ軽いシルバーバック/Silverback Ape。4マナの素朴なファッティという性能は、サイクルの中で一番デレロー/Derelorに近い。
緑はクリーチャーが優秀な色だけあって、他のヒルと違い戦場を制圧できるP/Tである。緑には優秀なマナ・クリーチャーや土地サーチ・マナ加速カードも多く、1マナの差も他の色に比べれば軽いため十分に使えるクリーチャーである。
当時は4マナ5/5にブラストダーム/Blastodermも存在したため、そちらがメインで使われる事が多かった。しかしブラストダームを使うメタの中心のデッキ、要するにファイアーズが増えミラーマッチが頻発するようになると、こちらをメインに据えるタイプも現れ始めた。ミラーマッチでは、被覆能力はどちらかと言うと足手まといだからである。
インベイジョン・ブロック構築のステロイドでは、火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuに焼かれないタフネスを買われミラーマッチ用のサイドボード要員として使われていた。また、この環境のステロイドの大型クリーチャーはスキジック/Skizzikや火炎舌のカヴーなどの赤のクリーチャーが主に用いられていたため、緑の呪文が重くなることが終盤響かないというのも1つの理由。
サイクルの中では最も活躍したカードだろう。
- 第9版を選ぼう第1週に登場したものの、皇帝クロコダイル/Emperor Crocodileに敗れ再録を逃す。
関連カード
サイクル
インベイジョンのヒルサイクル。宝石の名を冠し、その色の呪文を唱えるためのコストが、色マナ1つ分多くなるデメリットを持つ。
- あられ石のヒル/Alabaster Leech
- サファイアのヒル/Sapphire Leech
- ざくろ石のヒル/Andradite Leech
- ルビーのヒル/Ruby Leech
- 翡翠のヒル/Jade Leech