レジェンド

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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レジェンド/Legends(エキスパンション) [#set]

マジック史上3番目に作られた拡張セット(エキスパンション)。意味は「伝説」。

アイスエイジよりも早く「このセットのみで遊べる」独立型エキスパンションを目指して開発されていたらしい。 枚数も基本セット並に多く、基本的なクリーチャー同型再版や従来のカードの修正版・違い版が多数収録された。

その反面、解呪/Disenchantに相当するカードが収録されず、同セット内のカードのみで遊ぶ場合のエンチャントを壊す手段はワールド・エンチャントに対してワールド・エンチャントを後出ししたり、対戦相手のオーラRemove Enchantments破壊するなど限定的なものとなった。

レジェンド(現在では伝説のクリーチャー)というクリーチャー・タイプマルチカラーが初めて登場した。 このセットではレジェンド・クリーチャーはすべてマルチカラーであり、マルチカラーは全てレジェンドである。 その他にもランページ伝説の土地、ワールド・エンチャント、毒カウンター関連のカードもはじめて収録される。

基本セット以外では初めて1パック15枚のカードで構成されたエキスパンションで、トーナメントパック構築済みデッキのないパックのみ販売されていた。 (すべてのパックに16枚目としてルール解説のカードが入っている)

また、有名どころとしては、

といった凶悪なカードが収録されており人気を博した。

アンコモンにはA・Bと2つのグループがあり、最初期ロットは1つのボックスにはどちらかのグループのカードしか収録されていないという、致命的な商品管理上のミスがあった。

ホビージャパンの製品情報では「レジェンド」と表記されているが、英語の読みに近づけるためやクリーチャー・タイプであったレジェンドと区別する意味で「レジェンズ」と表記する人もいる。


1994年6月発売。全310種類。 エキスパンション・シンボルはドーリア式円柱。




デザイン [#design]

デザイン・チーム Steve Conard (lead)
Robin Herbert
開発チーム Skaff Elias
Jim Lin
Chris Page
Dave Petty
アート・ディレクター Jesper Myrfors
Sandra Everingham


があるという。


関連リンク


参考


レジェンド/Legend(クリーチャー・タイプ/廃語) [#type]

神河物語より前に存在したクリーチャー・タイプ。現在は存在しない。 クリーチャー・タイプがレジェンドであったカードは、(旧)レジェンド・ルールの影響を受けていた。

以前レジェンドであった全てのクリーチャーは、現在では代わりに特殊タイプ伝説の」を持つ「伝説のクリーチャー」となっている。

伝説のパーマネントに関するルールは「レジェンド・ルール」を参照。

  • 既に存在していないので、クリーチャー・タイプを選ぶときに「レジェンド」を選ぶことはできない。

これにより、クリーチャー・タイプを書き換える呪文や能力を若干悪用しづらくなった。

クリーチャー・タイプが重要視されていなかった時代の割に、わざわざテキスト欄を1行使ってこんな事をしていたとは律儀なものである。 レジェンドはあまりトーナメント向けに作られたカードではない、という当時の認識を助長していた一因でもあった。 現在はOracle変更によりそれらの行は削除されている。

参考

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