堂々たる撤廃者/Grand Abolisher
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こちらのターン中における、対戦相手の呪文とほとんどの起動型能力を封じるクリーチャー。孤独の都/City of Solitudeが似た能力を持つが、堂々たる撤廃者はコントローラーには影響を与えない。
あらゆる干渉を防ぐことができるが、特にカウンターに対して大きな抑止力となる。パーミッション対策として使う場合、先攻2ターン目に唱えると、これを打ち消せるカウンターが登場時のスタンダードに存在しないのもポイント。
コンバット・トリックやインスタント・タイミングの除去も防ぐことができるため、基本的に見えている盤面だけで戦闘が進むことになり、先の予測がずいぶん楽になる。他にもタッパーや、一時的に戦場から退避するクリーチャーなどに対して有効。
- 土地は能力を起動できる。マナ能力(マナの使い道はかなり限定されるが)の他、ミシュラランドや惑いの迷路/Mystifying Mazeなど。
- プレインズウォーカーの能力の起動も禁止しないが、忠誠度能力は基本的にソーサリー・タイミングでしか起動できないため実質的に考慮する必要はない。
- 手札で起動するサイクリングや墓地で起動する組み直しの骸骨/Reassembling_Skeletonなど、戦場以外の領域にあるカードの起動型能力は影響を受けない。ルール文章内で単に「アーティファクト」や「クリーチャー」などと表記される場合、それらはパーマネントを指す。