深淵の死霊/Abyssal Specter
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Abyssal Specter / 深淵の死霊 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — スペクター(Specter)
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
深淵の死霊がプレイヤー1人にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
惑乱の死霊/Hypnotic Specterの調整版。マナ・コストが1増え、捨てるカードの選択権が対戦相手になった代わり、タフネスが1増えショック/Shockでは落ちなくなった。第一線級のクリーチャーとはならなかったものの、侮れない存在である。
初登場の頃の基本的な火力呪文はダメージが3点だったため、タフネスが2から3に増えたことがあまり意味を持たなかった。そのため惑乱の死霊と比べ、弱い部分ばかり目に付くようになってしまった不遇のクリーチャー。第6版で基本火力が2点ダメージのショック/Shockになったことで、ようやく日の目を見るようになり、エイト・スペクターズと呼ばれるタイプのVoidにも使用された時期があった。
- 第5版では「カードパワーの割に低コストな惑乱の死霊と交換」という理由で収録された(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- 登場したセットが最も多かった(第8版まで)ことでも有名なスペクターである。やはり基本的な位置を占めることが認められたのであろう。人気が高いアイスエイジ版のイラストをはじめ、様々なイラストレーターによって描かれている。
- 第9版で調整元である惑乱の死霊/Hypnotic Specterがまさかの復活、その座を追われて基本セット落ちした。