種子生まれの詩神/Seedborn Muse
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Seedborn Muse / 種子生まれの詩神 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
他のプレイヤーのアンタップ・ステップに、あなたがコントロールするすべてのパーマネントをアンタップする。
2/4他のプレイヤーのアンタップ・ステップにこちらのパーマネントもアンタップするようになる能力を持つスピリット。
土地のマナ能力やクリーチャーのタップ能力などを二倍使えるようになり、アタッカーも実質警戒持ちのようにすることができる。覚醒/Awakeningと違ってアンタップの恩恵を受けるのは自分だけなのも便利。
レギオン登場当時は一緒に使うカードにあまり恵まれず、それほど日の目を見なかった。しかし第9版の再録後は、よりよい品物の明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star対策として活躍した(第9版ではサイクル中これだけが再録されている)。また、レガシーでは貿易風ライダー/Tradewind Riderと組み合わさり、ATSで活躍した。
多人数戦では2人対戦より対戦相手の人数が多い分、アンタップ回数も増え強力になる。インスタント・タイミングで唱えられる呪文や起動型能力を意識して組み込んでいれば、大量のアドバンテージを獲得できる。
- これを2体以上コントロールしている場合、1つのアンタップ・ステップの間にアンタップする効果が2つ発生するが、アンタップ・ステップの間に優先権を得ることはないため、1体しかコントロールしていない場合と変わらない。
- あるプレイヤーのアンタップ・ステップが何らかの理由により飛ばされている場合、そのターンは種子生まれの詩神のアンタップする効果も発揮しない点には注意。世界選手権05の決勝戦でもこのミスがあった。
- 厳かなモノリス/Grim Monolithなどの、「あなたのアンタップ・ステップにはアンタップしない」パーマネントもアンタップされるし、基本に帰れ/Back to Basicsの下でも対戦相手のターンで基本でない土地がアンタップするようになる。逆に、ヴィダルケンの枷/Vedalken Shacklesのように、「あなたのアンタップ・ステップにアンタップしないことを選んでもよい」パーマネントも強制的にアンタップされてしまうので注意。
[編集] ゲームチェンジャー指定
2025年4月22日、統率者戦においてゲームチェンジャー・カードに指定された。適切に構築した場合は実質的に対戦相手の人数分の追加ターンを得ることに繋がるほか、1人のプレイヤーゲームの時間を多く占有することにもなり得るため。
- 指定直前に発売された構築済みデッキ『アブザンの守り/Abzan Armor』にこのカードが収録されているが、これは統率者ブラケット登場のずっと前に収録が決まったからである。また、ブラケット2:コア(=ゲームチェンジャー使用不可)の基準は「現代の平均的な構築済みデッキ」とされているが、将来的にこの文言は取り除かれる予定である[1]。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
レギオンの詩神サイクル。いずれもスピリットであるが、神河ブロックとはスタンダードで入れ違いになっている。サイクルすべてが第10版に再録された。
- 風生まれの詩神/Windborn Muse
- 夢生まれの詩神/Dreamborn Muse
- 墓生まれの詩神/Graveborn Muse
- 溶岩生まれの詩神/Lavaborn Muse
- 種子生まれの詩神/Seedborn Muse
[編集] 出典
- ↑ Commander Brackets Beta Update – April 22, 2025/2025年4月22日 統率者戦ブラケット(ベータ版)更新(Daily MTG 2025年4月22日 Gavin Verhey著)