軽減

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

軽減/Preventという語が用いられている効果は軽減効果である。これは与えられるはずのダメージに対して適用される。


Samite Healer / サマイトの癒し手 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)

(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。

1/1


Excruciator / 責めさいなむ者 (6)(赤)(赤)
クリーチャー — アバター(Avatar)

責めさいなむ者が与えるダメージは軽減できない。

7/7

軽減効果はダメージに対する「」のようなものと考えればよい。呪文能力解決によって生成された盾は、ダメージを軽減するごとに消費されていき、指定された量のダメージを軽減し終わるか指定された期間が過ぎた場合に消滅する。

1人のプレイヤーや1つのパーマネントに2つ以上の置換効果や軽減効果が同時に適用可能である場合、どの順番で適用するかはそのプレイヤー、もしくはそのパーマネントのコントローラーが決定する。この処理に関して、詳しくは「置換効果」を参照。

軽減効果の中には、軽減されたダメージの量を参照する追加の効果を含むものがある(ブリン・アーゴルの白鳥/Swans of Bryn Argoll屈折の罠/Refraction Trap)。追加の効果は、軽減効果が適用されたイベントの直後に行われる。

軽減効果はその大半がカードである。逆に、には軽減を阻害するような効果がいくつか存在する。

  • 「軽減」という語が使われていなければ軽減効果ではない。例えば、崇拝/Worship鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrierの能力による効果は軽減効果ではないため、軽減されないダメージにも適用される。
  • 第6版ルールより前にはダメージ軽減ステップという専用のステップが存在した。当時のルールではダメージ軽減の呪文や能力は対象を取らなかったため、プロテクション(白)を持つクリーチャー治癒の軟膏/Healing Salveで守ることができた。
  • かつては置換効果の一種とされていたが、基本セット2010でのルール変更により、現在では置換効果とは別種の効果とされている。
  • 基本セット2010発売に伴い、戦闘ダメージ割り振りに関するルールが大きく変更されたことで、相対的に弱体化した。
    • 変更前は、3/3のクリーチャーを2/2のクリーチャー2体でブロックした時、2点・1点と割り振られた場合に1点分の軽減効果で両方生き残らせることができた。
  • 数値を伴わず「軽減する」と書いてある効果は、ダメージをすべて与えなくする。この手の効果をかつての日本語版では「軽減し、0にする」と訳した。また大昔はpreventでなくimmuneと呼び分けていた。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE