くぐつの妖術師/Puppet Conjurer

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[[青]]1[[マナ]]と[[タップ]]だけで[[ホムンクルス]]を錬成(?)出来る[[クリーチャー]]。
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[[青マナ]]と[[タップ]]だけで[[ホムンクルス]]・[[トークン]]を[[生成]]する[[アーティファクト・クリーチャー]]。
  
問題はその[[トークン]]を[[アップキープ]]毎に[[生け贄]]にしなければならないと言う事。[[永劫の中軸/Eon Hub]]等でアップキープそのものを飛ばしてしまえば生け贄に捧げないで済む。
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問題はそのトークンを[[アップキープ]]毎に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]なければならないこと。トークンを生成できる速度から考えても、単体ではこのトークンを[[戦場]]にどんどん増やしていくことはできない。
  
*実際にありえることはめったにないが、自身で出した[[ホムンクルス]]以外でも生け贄にしなければならないので注意。
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トークンの[[サイズ]]は0/1と貧弱だが、取り敢えず出しておいて[[チャンプブロック]]に使ってもよいし、[[コスト]]に[[生け贄に捧げる|生け贄]]を要する[[カード]]のサポートとして使ってもよい。[[ヘドロの徘徊者/Sludge Strider]]の種にもなる。[[アンクスの大悪魔/Archdemon of Unx]]がいれば実質(青)とタップで2/2のトークンを作る能力に早変わり。
  
トークンのサイズは0/1と貧弱だが、取り合えず出して置いて[[チャンプブロック]]に使っても良いし、コストに生け贄を要する[[カード]]のサポートとして使っても良い。[[ヘドロの徘徊者/Sludge Strider]]の種にもなる。
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*[[永劫の中軸/Eon Hub]]等でアップキープそのものを[[飛ばす|飛ばし]]てしまえば[[ペナルティ能力]]を帳消しにできる。
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*実際には滅多に無いが、自身で出したホムンクルス以外でも生け贄に捧げなければならないので注意。隣接する[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]の[[多相]]持ちと併用する際には注意が必要。
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*他のこの手のトークン量産カードと違い、アップキープに生け贄に捧げられないことによるペナルティはない。
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*ホムンクルスを生成しては生け贄に捧げるという能力は、後の[[イニストラード]]で登場した[[縫い師の見習い/Stitcher's Apprentice]]に通ずるものがある。
  
*他のこの手のトークン量産カードと違い、アップキープに生贄に捧げられないことによるペナルティーはない。
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==ストーリー==
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'''くぐつの妖術師'''/''Puppet Conjurer''は、[[エスパー/Esper]]の[[人間/Human#エスパー|人間/Human]]({{Gatherer|id=187051}})。くぐつの妖術師によって作られたホムンクルスは、事務員(clerk)や書記(scribe)、時には持ち主の威厳の証として、エスパー社会で重要な役割を果たしている。(→[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/card-day-november-2008-2008-11-03 Card of the Day - November, 2008]参照)
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[[フレイバー・テキスト]]によると、自身が作り出した不完全なホムンクルスを叩き潰してスクラップにし、[[エーテリウム/Etherium]]を回収して新たなホムンクルスを作り出すことを繰り返しているようである。
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{{フレイバーテキスト|彼は自身の不完全な創造物をねめつけ、叩き潰して鉄くずにする。 彼はそこからエーテリウムを抜き出し、話は始めに戻る。}}
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/single-card-strategy-puppet-conjurer-2008-10-27 Single Card Strategy: Puppet Conjurer] ([[WotC]]、[[2008年]]10月27日、文:[[Chris Millar]]、英語)
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]

2022年6月15日 (水) 07:13時点における最新版


Puppet Conjurer / くぐつの妖術師 (1)(黒)
アーティファクト クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(青),(T):青の0/1のホムンクルス(Homunculus)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたのアップキープの開始時に、ホムンクルスを1つ生け贄に捧げる。

1/2

青マナタップだけでホムンクルストークン生成するアーティファクト・クリーチャー

問題はそのトークンをアップキープ毎に生け贄に捧げなければならないこと。トークンを生成できる速度から考えても、単体ではこのトークンを戦場にどんどん増やしていくことはできない。

トークンのサイズは0/1と貧弱だが、取り敢えず出しておいてチャンプブロックに使ってもよいし、コスト生け贄を要するカードのサポートとして使ってもよい。ヘドロの徘徊者/Sludge Striderの種にもなる。アンクスの大悪魔/Archdemon of Unxがいれば実質(青)とタップで2/2のトークンを作る能力に早変わり。

[編集] ストーリー

くぐつの妖術師/Puppet Conjurerは、エスパー/Esper人間/Humanイラスト)。くぐつの妖術師によって作られたホムンクルスは、事務員(clerk)や書記(scribe)、時には持ち主の威厳の証として、エスパー社会で重要な役割を果たしている。(→Card of the Day - November, 2008参照)

フレイバー・テキストによると、自身が作り出した不完全なホムンクルスを叩き潰してスクラップにし、エーテリウム/Etheriumを回収して新たなホムンクルスを作り出すことを繰り返しているようである。

彼は自身の不完全な創造物をねめつけ、叩き潰して鉄くずにする。 彼はそこからエーテリウムを抜き出し、話は始めに戻る。

[編集] 参考

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