アイスエイジ・ブロック

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2021年12月21日 (火) 18:54時点における版

アイスエイジ・ブロック/Ice Age Blockは、アイスエイジアライアンスコールドスナップの3つのセットからなるブロック。別名アイスエイジ・サイクル(Ice Age Cycle)。コールドスナップ登場前はホームランドが含まれていた。

セット名 略号 発売日 セット枚数 製品情報(WotC) カードリスト(Wisdom Guild)
アイスエイジ/Ice Age IA,ICE 1995年6月 383枚 製品情報 カードリスト
ホームランド/Homelands HL,HML 1995年10月 115枚 製品情報 カードリスト
アライアンス/Alliances AL,ALL 1996年6月 144枚 製品情報 カードリスト
コールドスナップ/Coldsnap CSP 2006年7日21日 155枚 製品情報 カードリスト

目次

概要

WoCによって放棄された元々の構想ではアイスエイジは今までの基本セットに変わる新しい基本セットとしてデザインされていた。そしてアライアンスがアイスエイジの続編であるのも全く新しい取り組みであり、これらはデザイン当初からブロック構想を念頭に置いてデザインされたセット群ではなかった。

その後、1ブロックが「独立型1、拡張2」というトーナメント仕様になった時にアイスエイジ・ブロックにはアイスエイジ・アライアンスの2セットと数合わせ的にホームランドが加えられた。そのため、2006年7月に真の第3エキスパンションであるとされたコールドスナップが発売されトーナメントで使用可能になると追い出されるようにホームランドがブロックから離脱する事となった。

ブロックの特徴としては氷雪に関する能力、累加アップキープが目を引く。キャントリップピッチスペルといった重要なメカニズムの初出もこのブロックである。

アイスエイジのブースターパックおよびスターター(トーナメントパック)はソートの並びがリミテッド向けに配慮された順番になっておらず、呪文やエンチャントの多いこのセットではクリーチャーの確保が難しい。そのため、ミラージュ以降のセットと比べるとドラフトシールドにはあまり向いていない。

ホームランドが含まれていた時代の特徴

ALICE(アリス)ブロックとも言われる。ALICEの由来はアライアンスの綴り(Alliances)の頭2文字とアイス(Ice)を合わせたものだが、アライアンスからは頭文字のみ取られていて、ホームランド(Homelands)から密かにLが取られているという説もある。根拠には乏しいが、Lの重複とセットとしてのホームランドの必要性の少なさ・存在感のなさとが相まって根強く残るシニカルな説である。

アイスエイジとアライアンスはお互いに共通点はあるものの、ホームランドはまったく関係ないオリジナルの拡張セットであるため、ブロックとしての統一感はなかった。

スタンダードにおけるローテーション変更の余波

黎明期のスタンダードのローテーションは「1つの基本セットと3つのエキスパンション」で構成されており、アイスエイジはミラージュ追加の2ヵ月後、ホームランドはビジョンズと入れ替わりでスタン落ちしていた。アライアンスもウェザーライトと入れ替わりでスタン落ちする予定だったが、その直前に急遽ローテンション変更とブロック制が告示され「1つの基本セットと2つのブロック」で構成されるように仕様変更された。

そのため、ウェザーライト追加後の3ヶ月間だけアイスエイジとホームランドがスタンダードに復帰するという珍しい事態が起こっている。また、アライアンスもスタンダードでの寿命が3ヶ月延長された。

アイスエイジの優良カードは大体第5版に再録されていたが剣を鍬に/Swords to Plowsharesがスタンダードに復帰する事の影響は大きく、アライアンスの優良ピッチスペル基本でない土地も残り続けたためカウンターポストが一時的に復権するなどの影響があった。また、当時の世界選手権97ではContagionDystopiaを加えた5CBが優勝している。

日本語版発売6周年記念復刻カードプレゼントキャンペーン

2002年に、以下のカードがプロモーション活動として日本語化された(参照)。

第7版オデッセイトーメントのバーコード9枚を(いずれも日本語版のみ)ホビージャパンに郵送すると5種類のうちからランダムに手に入れることができた。いずれも黒枠

参考

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