カブトガニ/Horseshoe Crab

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*初心者にありがちな勘違いだが、[[攻撃]]後[[アンタップ]]してもまた攻撃できるわけではない。[[戦闘フェイズ]]は1[[ターン]]に1回だけで、この能力では戦闘フェイズは増えない。そんなことができるなら警戒持ちは[[無限戦闘フェイズ|無限に攻撃]]できてしまう。
 
*初心者にありがちな勘違いだが、[[攻撃]]後[[アンタップ]]してもまた攻撃できるわけではない。[[戦闘フェイズ]]は1[[ターン]]に1回だけで、この能力では戦闘フェイズは増えない。そんなことができるなら警戒持ちは[[無限戦闘フェイズ|無限に攻撃]]できてしまう。
 
*[[クリーチャー・タイプ]]は[[カニ]]となっているが、本来カブトガニは汎甲殻類甲殻亜門のカニとは相当異なった生物。和名は「兜をかぶっている蟹」に、英語名は「蹄鉄形の蟹」に由来したものだが、それは見た目だけの話であり、生物学的には鋏角亜門節口綱カブトガニ目カブトガニ科カブトガニ亜科カブトガニ属のカブトガニと言う、かなり独立した種である。強いて言うなら同じ鋏角亜門の[[蠍|サソリ]]や[[蜘蛛|クモ]]が(カニよりは遥かに)近似種に当たる。
 
*[[クリーチャー・タイプ]]は[[カニ]]となっているが、本来カブトガニは汎甲殻類甲殻亜門のカニとは相当異なった生物。和名は「兜をかぶっている蟹」に、英語名は「蹄鉄形の蟹」に由来したものだが、それは見た目だけの話であり、生物学的には鋏角亜門節口綱カブトガニ目カブトガニ科カブトガニ亜科カブトガニ属のカブトガニと言う、かなり独立した種である。強いて言うなら同じ鋏角亜門の[[蠍|サソリ]]や[[蜘蛛|クモ]]が(カニよりは遥かに)近似種に当たる。
*さりげなさと写実性を備えた、味のある{{Gatherer|id=129596|イラスト}}である。
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*さりげなさと写実性を備えた、味のある{{Gatherer|id=442299}}である。
 
**ちなみに、突き出ているのは尻尾であって角ではない。つまり、丸い方が前。
 
**ちなみに、突き出ているのは尻尾であって角ではない。つまり、丸い方が前。
  
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**[[ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossus]] - 7マナ8/8アーティファクトで起動コストは[[ライフ]]8点。自力ではアンタップしない。([[ウルザズ・サーガ]])
 
**[[ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossus]] - 7マナ8/8アーティファクトで起動コストは[[ライフ]]8点。自力ではアンタップしない。([[ウルザズ・サーガ]])
 
**[[ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot]] - 3マナ3/4[[氷雪]]アーティファクト。起動コスト(1)([[氷雪マナ|S]])。自力ではアンタップしない。([[コールドスナップ]])
 
**[[ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfoot]] - 3マナ3/4[[氷雪]]アーティファクト。起動コスト(1)([[氷雪マナ|S]])。自力ではアンタップしない。([[コールドスナップ]])
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**[[祭壇のゴーレム/Altar Golem]] - 7マナあなたのクリーチャー数に等しい[[P/T]]を持つトランプルアーティファクト。クリーチャー5体タップが起動コスト。自力ではアンタップしない。([[イーブンタイド]])
 
**[[死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born]] - [[青黒]]5マナ5/5で起動コストはクリーチャー1体の[[生け贄]]。[[+1/+1カウンター]]も置く。自力ではアンタップしない。([[イニストラード]])
 
**[[死体生まれのグリムグリン/Grimgrin, Corpse-Born]] - [[青黒]]5マナ5/5で起動コストはクリーチャー1体の[[生け贄]]。[[+1/+1カウンター]]も置く。自力ではアンタップしない。([[イニストラード]])
 
**[[魔道士輪の対応者/Mage-Ring Responder]] - 7マナ7/7アーティファクトで起動コスト(7)。自力ではアンタップしない。([[マジック・オリジン]])
 
**[[魔道士輪の対応者/Mage-Ring Responder]] - 7マナ7/7アーティファクトで起動コスト(7)。自力ではアンタップしない。([[マジック・オリジン]])
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*[[イナゴの大群/Locust Swarm]] - [[緑]]4マナ1/1[[飛行]]、起動コスト(G)。([[ミラージュ]])
 
*[[イナゴの大群/Locust Swarm]] - [[緑]]4マナ1/1[[飛行]]、起動コスト(G)。([[ミラージュ]])
 
*[[変異種/Morphling]] - 5マナ3/4で起動コスト(U)。(ウルザズ・サーガ)
 
*[[変異種/Morphling]] - 5マナ3/4で起動コスト(U)。(ウルザズ・サーガ)
**[[Greater Morphling]] - 8マナ5/5[[銀枠]]で起動コスト(2)。([[アンヒンジド]])
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**[[Greater Morphling]] - 8マナ5/5で起動コスト(2)。[[アン・カード]]。([[アンヒンジド]])
 
**[[炎異種/Torchling]] - [[赤]]4マナ3/3で起動コスト(R)。([[次元の混乱]])
 
**[[炎異種/Torchling]] - [[赤]]4マナ3/3で起動コスト(R)。([[次元の混乱]])
 
**[[輪の信奉者/Disciple of the Ring]] - 5マナ3/4で起動コストは(1)と墓地の[[インスタント]]か[[ソーサリー]]1枚を追放。(マジック・オリジン)
 
**[[輪の信奉者/Disciple of the Ring]] - 5マナ3/4で起動コストは(1)と墓地の[[インスタント]]か[[ソーサリー]]1枚を追放。(マジック・オリジン)
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*[[仲介人、フェイン/Fain, the Broker]] - 黒3マナ3/3で起動コスト(3)(B)。([[統率者2021]])
 
*[[仲介人、フェイン/Fain, the Broker]] - 黒3マナ3/3で起動コスト(3)(B)。([[統率者2021]])
 
*[[未来派の調査員/Futurist Operative]] - 4マナ3/4[[ブロックされない]]。起動コスト(2)(U)。ただし[[タップ状態]]中は1/1になる。([[神河:輝ける世界]])
 
*[[未来派の調査員/Futurist Operative]] - 4マナ3/4[[ブロックされない]]。起動コスト(2)(U)。ただし[[タップ状態]]中は1/1になる。([[神河:輝ける世界]])
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*[[眠り呪いのフェアリー/Sleep-Cursed Faerie]] - 1マナ3/3飛行[[護法]](2)。起動コスト(1)(U)。ただし、[[麻痺カウンター]]が3個置かれたタップ状態で戦場に出る。([[エルドレインの森]])
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード名百科事典#カブトガニ|カブトガニ]]([[カード名百科事典]])
 
*[[カード名百科事典#カブトガニ|カブトガニ]]([[カード名百科事典]])
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第10版]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:マスターズ25th]] - [[コモン]]

2024年2月2日 (金) 09:40時点における最新版


Horseshoe Crab / カブトガニ (2)(青)
クリーチャー — カニ(Crab)

(青):カブトガニをアンタップする。

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自身をアンタップする起動型能力を持つクリーチャー

単体ではタラスの商人/Talas Merchantに擬似警戒が付いた程度の、たいしたことはない性能。しかし、タップ能力を与えたり、タップ・アウトレット型の能力起動コストに充てたりなど、コンボのポテンシャルは高い。

もっとも有名なコンボとしては大地の知識/Earthcraftとの無限マナコンボがある。当時の構築環境を席巻し、大地の知識が禁止される大きな要因の一つにまでなった。→カニクラフト

他にシンプルな所では、同じウルザズ・サーガに登場した錬金術の研究/Hermetic Studyとのダメージコンボ。青マナの続く限りダメージを与えられる、らしからぬコンボであった。しかもどちらもコモンであるため、リミテッドでも意外と揃ってしまうという地味に厄介な存在である。「カニマシンガン」「カニティム」などの愛称がある。

  • 初心者にありがちな勘違いだが、攻撃アンタップしてもまた攻撃できるわけではない。戦闘フェイズは1ターンに1回だけで、この能力では戦闘フェイズは増えない。そんなことができるなら警戒持ちは無限に攻撃できてしまう。
  • クリーチャー・タイプカニとなっているが、本来カブトガニは汎甲殻類甲殻亜門のカニとは相当異なった生物。和名は「兜をかぶっている蟹」に、英語名は「蹄鉄形の蟹」に由来したものだが、それは見た目だけの話であり、生物学的には鋏角亜門節口綱カブトガニ目カブトガニ科カブトガニ亜科カブトガニ属のカブトガニと言う、かなり独立した種である。強いて言うなら同じ鋏角亜門のサソリクモが(カニよりは遥かに)近似種に当たる。
  • さりげなさと写実性を備えた、味のあるイラストである。
    • ちなみに、突き出ているのは尻尾であって角ではない。つまり、丸い方が前。

[編集] 関連カード

起動型能力で自身をアンタップするクリーチャー。特記しない限り青。タップ能力アンタップ能力は除く。

[編集] 参考

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