スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben

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[[イニストラード:真紅の契り]]にて[[再録]]。[[パイオニア]]でも使用可能になった。登場時のスタンダードは[[イゼット天啓]]、[[青赤コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|イゼット・ドラゴン]]、[[アゾリウス天啓]]などの重[[コントロール]][[デッキ]]が猛威を振るう環境であり、またビートダウンである[[ストンピィ#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|緑単アグロ]]も[[レンジャー・クラス/Ranger Class]]や[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]といった非クリーチャー呪文を戦力としているためこのカードで展開が阻害される。こうした理由により再録直後から[[白ウィニー/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|白単アグロ]]で活躍し、同[[デッキ]]のメタゲームでの立ち位置をさらに向上させている。
 
[[イニストラード:真紅の契り]]にて[[再録]]。[[パイオニア]]でも使用可能になった。登場時のスタンダードは[[イゼット天啓]]、[[青赤コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|イゼット・ドラゴン]]、[[アゾリウス天啓]]などの重[[コントロール]][[デッキ]]が猛威を振るう環境であり、またビートダウンである[[ストンピィ#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|緑単アグロ]]も[[レンジャー・クラス/Ranger Class]]や[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]といった非クリーチャー呪文を戦力としているためこのカードで展開が阻害される。こうした理由により再録直後から[[白ウィニー/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|白単アグロ]]で活躍し、同[[デッキ]]のメタゲームでの立ち位置をさらに向上させている。
  
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*[[大メダル]]のようなコストを減少させる効果が有る場合、まずサリアによるコストの増加が先に適用され、そこからコストの減少分が差し引かれる({{CR|601.2f}})。
 
*同じ[[能力]]を持つクリーチャーに[[輝きの乗り手/Glowrider]]がいる。比較してクリーチャーとしての性能は格段に向上しているが、伝説になったため[[コスト]]増加を重複させられない欠点も生まれている。
 
*同じ[[能力]]を持つクリーチャーに[[輝きの乗り手/Glowrider]]がいる。比較してクリーチャーとしての性能は格段に向上しているが、伝説になったため[[コスト]]増加を重複させられない欠点も生まれている。
*[[天使の運命/Angelic Destiny]]に{{Gatherer|id=264125|描かれている女性}}と同じポーズかつそっくりな容姿をしている({{Gatherer|id=270445}})。[[アーティスト]]は共に[[Jana Schirmer]] & [[Johannes Voss]]。
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*闇の隆盛版の{{Gatherer|id=337608}}は、[[天使の運命/Angelic Destiny]]に{{Gatherer|id=264125|描かれている女性}}と同じポーズかつそっくりな容姿をしている。[[アーティスト]]は共に[[Jana Schirmer]] & [[Johannes Voss]]。
 
*[[2015年]]の[[ワールド・マジック・カップ予選]]参加者に新規[[絵|イラスト]]版の[[プロモーション・カード]]が配布された([http://magic.wizards.com/content/fact-sheet-2015-world-magic-cup-qualifiers 参考] )。
 
*[[2015年]]の[[ワールド・マジック・カップ予選]]参加者に新規[[絵|イラスト]]版の[[プロモーション・カード]]が配布された([http://magic.wizards.com/content/fact-sheet-2015-world-magic-cup-qualifiers 参考] )。
*イニストラード:真紅の契り版は通常版({{Gatherer|id=540872}})、モノクロイラスト版({{Gatherer|id=545039}})、[[イニストラード:真紅の契り#ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card|ドラキュラシリーズ・カード]]版({{Gatherer|id=544465}})の3種類が存在する。このうち通常版とドラキュラシリーズ・カード版のイラストは[[Magali Villeneuve]]が手掛けており、[[Secret Lair Drop Series]]の[[Secret Lair Drop Series#Thalia: Beyond the Helvault|Thalia: Beyond the Helvault]]にて手掛けた2種類({{Gatherer|id=479517|イラスト1}},{{Gatherer|id=479518|イラスト2}})と併せて実に4種類もの「スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben」という名前のカードのイラストをVilleneuveは手掛けたことになる。
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*サリアのみを収録した[[Secret Lair Drop Series#Thalia: Beyond the Helvault|Secret Lair Drop Series: Thalia: Beyond the Helvault]]では、新規イラストが4種類登場した({{Gatherer|id=479517|イラスト1}},{{Gatherer|id=479518|2}},{{Gatherer|id=479519|3}},{{Gatherer|id=479520|4}})。
**さらには本カードと同じく[[サリア/Thalia]]を表したカードである[[異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar]]の{{Gatherer|id=414338}}もVilleneuveが手掛けており、これも含めれば5種類分のサリアのカードを手掛けたことになる。
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*イニストラード:真紅の契り版は通常版({{Gatherer|id=542452}})、[[ショーケース]]版({{Gatherer|id=545119}})、[[イニストラード:真紅の契り#ドラキュラシリーズ・カード/Dracula Series Card|ドラキュラシリーズ・カード]]版({{Gatherer|id=544575}})の3種類が存在する。
*[[大メダル]]のようなコストを減少させる効果が有る場合、まずサリアによるコストの増加が先に適用され、そこからコストの減少分が差し引かれる({{CR|601.2f}})。
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**このうち通常版とドラキュラシリーズ・カード版のイラストは[[Magali Villeneuve]]が手掛けており、上述のThalia: Beyond the Helvaultにて手掛けたイラスト1と2を併せて実に4種類もの「スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben」という名前のカードのイラストをVilleneuveは手掛けたことになる。
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***さらには本カードと同じく[[サリア/Thalia]]を表したカードである[[異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar]]の{{Gatherer|id=415676}}もVilleneuveが手掛けており、これも含めれば5種類分のサリアのカードを手掛けたことになる。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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イニストラード:真紅の契り版におけるドラキュラシリーズ・カード版は'''ミナ・ハーカー'''/''Mina Harker''({{Gatherer|id=544575}})。
 
イニストラード:真紅の契り版におけるドラキュラシリーズ・カード版は'''ミナ・ハーカー'''/''Mina Harker''({{Gatherer|id=544575}})。
  
[[Wikipedia:en:Mina Harker|ミナ・ハーカー]]は[[Wikipedia:ja:ブラム・ストーカー|ブラム・ストーカー]]の小説「[[Wikipedia:ja:吸血鬼ドラキュラ (小説)|吸血鬼ドラキュラ]]」の登場人物。ミナ/Minaは愛称で、本名はウィルヘルミナ/Wilhelmina。[[捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector#ドラキュラシリーズ・カード|ジョナサン・ハーカー/Jonathan Harker]]の婚約者であり、旧姓はマリー/Murray。職業は教師であり、困難に立ち向かう強さと行動力を持った勇敢な女性である。親友の[[無害な旅人/Innocent Traveler|ルーシー・ウェステンラ/Lucy Westenra]]が吸血鬼の犠牲者となったことをきっかけとして、ジョナサンや[[オリバクの救済者/Savior of Ollenbock|アブラム・ヴァン・ヘルシング/Abraham Van Helsing]]らと共に吸血鬼退治に加わるが、物語の途中で[[不笑のソリン/Sorin the Mirthless|ドラキュラ伯爵/Count Dracula]]に吸血され、自身も吸血鬼と化す呪いを負ってしまう。最後にはドラキュラが倒されたことで呪いは解け、後にジョナサンとの間に子を成したことが語られて物語は終わる。
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*[[Wikipedia:en:Mina Harker|ミナ・ハーカー]]は[[Wikipedia:ja:ブラム・ストーカー|ブラム・ストーカー]]の小説「[[Wikipedia:ja:吸血鬼ドラキュラ (小説)|吸血鬼ドラキュラ]]」の登場人物。ミナ/Minaは愛称で、本名はウィルヘルミナ/Wilhelmina。[[捜査員、ジェイコブ・ハーキン/Jacob Hauken, Inspector#ドラキュラシリーズ・カード|ジョナサン・ハーカー/Jonathan Harker]]の婚約者であり、旧姓はマリー/Murray。職業は教師であり、困難に立ち向かう強さと行動力を持った勇敢な女性である。親友の[[無害な旅人/Innocent Traveler|ルーシー・ウェステンラ/Lucy Westenra]]が吸血鬼の犠牲者となったことをきっかけとして、ジョナサンや[[オリバクの救済者/Savior of Ollenbock|アブラム・ヴァン・ヘルシング/Abraham Van Helsing]]らと共に吸血鬼退治に加わるが、物語の途中で[[不笑のソリン/Sorin the Mirthless|ドラキュラ伯爵/Count Dracula]]に吸血され、自身も吸血鬼と化す呪いを負ってしまう。最後にはドラキュラが倒されたことで呪いは解け、後にジョナサンとの間に子を成したことが語られて物語は終わる。
*以上が原作小説におけるミナの運命だが、映画化作品の中には途中で死亡するものや、呪いが解けずに吸血鬼となってしまうものも存在する。
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**以上が原作小説におけるミナの運命だが、映画化作品の中には途中で死亡するものや、呪いが解けずに吸血鬼となってしまうものも存在する。
*イラストでミナが黒人女性として描かれている点が特徴的。一見大胆なアレンジメントに感じられるが、古典作品ゆえに各種メディア化作品の印象が強いだけで、原作小説ではミナの人種についての言及はない。ちなみに、映画化作品で黒人の女優がミナを演じたことは[[2021年]]時点ではない。
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**イラストでミナが黒人女性として描かれている点が印象的。一見大胆なアレンジメントに感じられるが、古典作品ゆえに各種メディア化作品の印象が強いだけで、原作小説ではミナの人種についての言及はない。ちなみに、映画化作品で黒人の女優がミナを演じたことは[[2021年]]時点ではない。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-thalia-guardian-thraben-2012-02-17 壁紙]([[Daily MTG]]、Magic Arcana)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-thalia-guardian-thraben-2012-02-17 Wallpaper of the Week: Thalia, Guardian of Thraben]([[Daily MTG]]、Magic Arcana)
 
*[[コスト増加カード]]
 
*[[コスト増加カード]]
 
*[[スレイベン/Thraben]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[スレイベン/Thraben]]([[背景世界/ストーリー用語]])

2021年11月29日 (月) 17:08時点における版


Thalia, Guardian of Thraben / スレイベンの守護者、サリア (1)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)

先制攻撃
クリーチャーでない呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。

2/1

アメジストのとげ/Thorn of Amethystを内蔵した伝説のクリーチャー

束縛能力を持つうえに、2マナパワー2先制攻撃、かつ部族シナジーを得やすい人間兵士という戦闘能力も併せ持つ優秀なクリーチャー。これだけでは対戦相手の行動を完全に束縛することはできないが、多少展開を遅らせている間にビートダウンするなり、他の束縛手段と重ねてコントロールを確立するなりすればよい。

レジェンド・ルールの都合で1体しかコントロールできない点は、ウィニー戦力としてもシステムクリーチャーとしてもやや気になる弱点。また自身も束縛されるため、アグロデッキであっても強化除去トークン生成などで非クリーチャー呪文を多用しがちなので、編成や使用タイミングに注意が必要。

闇の隆盛登場時のスタンダードでは人間ウィニーNaya Blitzなどで活躍した。本領はストームなどの呪文偏重型コンボデッキが常にメタゲームの有力位置に存在するモダンレガシーで、を選ぶ理由のひとつに数えられる。エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonistなどの同系統クリーチャーの中も評価が高く、特にDeath & Taxesなどのヘイトベアー系統では伝説のクリーチャーであるにもかかわらずメインデッキから4枚投入されるほどの需要を持つ。

イニストラード:真紅の契りにて再録パイオニアでも使用可能になった。登場時のスタンダードはイゼット天啓イゼット・ドラゴンアゾリウス天啓などの重コントロールデッキが猛威を振るう環境であり、またビートダウンである緑単アグロレンジャー・クラス/Ranger Classエシカの戦車/Esika's Chariotといった非クリーチャー呪文を戦力としているためこのカードで展開が阻害される。こうした理由により再録直後から白単アグロで活躍し、同デッキのメタゲームでの立ち位置をさらに向上させている。

関連カード

ストーリー

サリア/Thaliaイニストラード/Innistradに住むアヴァシン教会/The Church of Avacyn聖戦士/Cathar。卓越した剣技と知略、そして勇気と慈愛の心を持ち、若くして月皇/Lunarchに仕える精鋭防衛部隊の隊長、通称「スレイベンの守護者/The Guardian of Thraben」となった。

詳細はサリア/Thaliaを参照。

ドラキュラシリーズ・カード

イニストラード:真紅の契り版におけるドラキュラシリーズ・カード版はミナ・ハーカー/Mina Harkerイラスト)。

  • ミナ・ハーカーブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の登場人物。ミナ/Minaは愛称で、本名はウィルヘルミナ/Wilhelmina。ジョナサン・ハーカー/Jonathan Harkerの婚約者であり、旧姓はマリー/Murray。職業は教師であり、困難に立ち向かう強さと行動力を持った勇敢な女性である。親友のルーシー・ウェステンラ/Lucy Westenraが吸血鬼の犠牲者となったことをきっかけとして、ジョナサンやアブラム・ヴァン・ヘルシング/Abraham Van Helsingらと共に吸血鬼退治に加わるが、物語の途中でドラキュラ伯爵/Count Draculaに吸血され、自身も吸血鬼と化す呪いを負ってしまう。最後にはドラキュラが倒されたことで呪いは解け、後にジョナサンとの間に子を成したことが語られて物語は終わる。
    • 以上が原作小説におけるミナの運命だが、映画化作品の中には途中で死亡するものや、呪いが解けずに吸血鬼となってしまうものも存在する。
    • イラストでミナが黒人女性として描かれている点が印象的。一見大胆なアレンジメントに感じられるが、古典作品ゆえに各種メディア化作品の印象が強いだけで、原作小説ではミナの人種についての言及はない。ちなみに、映画化作品で黒人の女優がミナを演じたことは2021年時点ではない。

参考

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