加護のサテュロス/Boon Satyr

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[[緑]]中心の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]を組むならばすんなり採用できうるスペックだが、前述したように得手・不得手な[[デッキ]]が分かれやすいのが玉にキズ。授与を前提とした運用と割りきり、5マナ域のカードとして採用するのも選択肢のひとつ。
 
[[緑]]中心の[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]を組むならばすんなり採用できうるスペックだが、前述したように得手・不得手な[[デッキ]]が分かれやすいのが玉にキズ。授与を前提とした運用と割りきり、5マナ域のカードとして採用するのも選択肢のひとつ。
  
[[ラヴニカへの回帰ブロック]]+[[テーロス・ブロック]]期の[[スタンダード]][[構築]]の同マナ域には、打ち消しに強く[[サイズ]]に優れる[[ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter]]や[[単体除去]]に強い[[魔女跡追い/Witchstalker]]なども存在していたので、ある程度[[メタゲーム]]を読んで取捨選択する必要があった。[[緑単信心#ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|緑赤信心]]の3マナ域には[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade]]の存在があり、[[神々の軍勢]]以降は[[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]を使った[[ミッドレンジ]]志向のデッキが流行するなど、この時期は少々肩身が狭かったといえる。しかし最終的には[[プロツアー「マジック2015」]]で[[白緑ビートダウン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|白緑ビートダウン]]を準優勝に導き、遅咲きながらそのポテンシャルの高さを見せつけた。
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[[ラヴニカへの回帰ブロック]]+[[テーロス・ブロック]]期の[[スタンダード]][[構築]]の同マナ域には、[[魔女跡追い/Witchstalker]][[クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphix]]などのライバルがおり、この時期は少々肩身が狭かったといえる。しかし最終的には[[プロツアー「マジック2015」]]で[[白緑ビートダウン/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|白緑ビートダウン]]を準優勝に導き、遅咲きながらそのポテンシャルの高さを見せつけた。
  
続くテーロス・ブロック+[[タルキール覇王譚ブロック]]期では、[[多色]]なら[[先頭に立つもの、アナフェンザ/Anafenza, the Foremost]]や[[凶暴な拳刃/Savage Knuckleblade]]、[[単色]]でもクルフィックスの狩猟者や[[死霧の猛禽/Deathmist Raptor]]などライバルは多数存在していた。その中で、それまでの[[信心]]に加えて[[獰猛]]・[[圧倒]]という相性の良い[[ギミック]]が登場したことから、アグロ系デッキの一翼を担うようになる。メタゲームの面では、[[ミッドレンジ]]が流行したことでそれをメタったコントロールデッキが結果を残すようになり、対コントロールへのメタが意識されるようになった結果、コントロールに強いこのカードの価値が相対的に向上している。[[緑単信心#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|緑単信心]]、[[ステロイド/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|赤緑ドラゴン]]、[[白緑ビートダウン/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|緑白中隊]]など緑の濃いビートダウンデッキを始めとして、[[青赤緑ビートダウン#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|ティムールアグロ]]や一部の[[黒緑白ビートダウン#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|アブザンアグロ]]など[[多色デッキ|3色以上のデッキ]]にも採用されるといった幅広い活躍を見せた。
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続くテーロス・ブロック+[[タルキール覇王譚ブロック]]期では、それまでの[[信心]]に加えて[[獰猛]]・[[圧倒]]という相性の良い[[ギミック]]が登場したことから、アグロ系デッキに採用された。[[緑単信心#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|緑単信心]]、[[ステロイド/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|赤緑ドラゴン]]、[[白緑ビートダウン/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|緑白中隊]]など緑の濃いビートダウンデッキを始めとして、[[青赤緑ビートダウン#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|ティムールアグロ]]や一部の[[黒緑白ビートダウン#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|アブザンアグロ]]など[[多色デッキ|3色以上のデッキ]]にも採用されるといった幅広い活躍を見せた。
  
 
*[[セレズニアの魔除け/Selesnya Charm]]と併用すれば、[[カード・アドバンテージ]]を失うことなく大抵のクリーチャーを[[除去]]できる。
 
*[[セレズニアの魔除け/Selesnya Charm]]と併用すれば、[[カード・アドバンテージ]]を失うことなく大抵のクリーチャーを[[除去]]できる。

2016年2月17日 (水) 22:13時点における版


Boon Satyr / 加護のサテュロス (1)(緑)(緑)
クリーチャー エンチャント — サテュロス(Satyr)

瞬速
授与(3)(緑)(緑)(このカードを授与コストで唱えた場合、これはエンチャント(クリーチャー)を持つオーラ(Aura)呪文である。クリーチャーにつけられていない場合、これは再びクリーチャーになる。)
エンチャントされているクリーチャーは+4/+2の修整を受ける。

4/2

瞬速授与を持つクリーチャー・エンチャント

単純にクリーチャーとして見ても3マナ4/2瞬速とコスト・パフォーマンスは高い。強化オーラとして見ると、5マナと少々重いのに加えてP/T修整以外には何も付与しないが、インスタント・タイミング唱えることができるためコンバット・トリックとしても運用できる。どちらの目的で使っても標準以上の性能であり、汎用性に優れたカード

瞬速でカウンターをかいくぐりやすく、授与でエンチャントさせれば全体除去後もクロックが残るため、コントロールデッキに対して有利と言える1枚。一方で中心のバーンスライなどに対してはやや分が悪い。奇襲性の高さを抜きにしてもタフネスが2と低く、あっさり焼かれる小型クリーチャーとの相打ちで終わりがち。授与コストも5マナと決して軽くないのも厳しい。

中心のビートダウンデッキを組むならばすんなり採用できうるスペックだが、前述したように得手・不得手なデッキが分かれやすいのが玉にキズ。授与を前提とした運用と割りきり、5マナ域のカードとして採用するのも選択肢のひとつ。

ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期のスタンダード構築の同マナ域には、魔女跡追い/Witchstalkerクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixなどのライバルがおり、この時期は少々肩身が狭かったといえる。しかし最終的にはプロツアー「マジック2015」白緑ビートダウンを準優勝に導き、遅咲きながらそのポテンシャルの高さを見せつけた。

続くテーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期では、それまでの信心に加えて獰猛圧倒という相性の良いギミックが登場したことから、アグロ系デッキに採用された。緑単信心赤緑ドラゴン緑白中隊など緑の濃いビートダウンデッキを始めとして、ティムールアグロや一部のアブザンアグロなど3色以上のデッキにも採用されるといった幅広い活躍を見せた。

参考

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