動く死体/Animate Dead

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(参考)
(テキストの変更)
29行: 29行:
 
#4を解決する。しかし、動く死体がAについていた瞬間は存在しないので、「エンチャントされているクリーチャー」は存在せず、何もしない。結果、Aが戦場に残る。
 
#4を解決する。しかし、動く死体がAについていた瞬間は存在しないので、「エンチャントされているクリーチャー」は存在せず、何もしない。結果、Aが戦場に残る。
  
現在では、戦場を離れたときの[[誘発型能力]]がCIP能力によって生成される[[遅延誘発型能力]]になり、クリーチャーを参照できるようになっている。また、「[[破壊]]するそれは[[再生]]できない」が「[[生け贄に捧げる]]」に変更されている。
+
現在では、戦場を離れたときの[[誘発型能力]]がCIP能力によって生成される[[遅延誘発型能力]]になり、クリーチャーを参照できるようになっている。また、「[[破壊]]するそれは[[再生]]できない」が「[[生け贄に捧げる]]」に変更されている。現在では、具体的には、以下のようになる。
 +
#CIP能力でプロテクション(黒)を持つクリーチャー・カードAを[[対象]]に取る。
 +
#1を[[解決]]する。動く死体がエンチャント(クリーチャー)を持つオーラになり、Aが戦場に出て、動く死体がそれに[[つける|つこう]]とする。しかし、プロテクションによって動く死体をつけることはできず、何にもついていない状態で戦場に残る。
 +
#[[状況起因処理]]のチェック時、動く死体は何にもついていないオーラなので[[オーナー]]の[[墓地]]に置かれる。
 +
#戦場を離れたときの能力が[[誘発]]する。
 +
#4を解決する。結果、Aが生け贄に捧げられる。
  
 
==参考==
 
==参考==

2017年7月2日 (日) 22:14時点における版


Animate Dead / 動く死体 (1)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(墓地にあるクリーチャー・カード)
動く死体が戦場に出たとき、それが戦場に出ている場合、それは「エンチャント(墓地にあるクリーチャー・カード)」を失い、「エンチャント(動く死体により戦場に出たクリーチャー)」を得る。エンチャントされているクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に戻し、動く死体をそれにつける。動く死体が戦場を離れたとき、そのクリーチャーのコントローラーはそれを生け贄に捧げる。
エンチャントされているクリーチャーは-1/-0の修整を受ける。


元祖リアニメイトカードパワーが1下がり、これが戦場を離れる墓地に還ってしまうが、マナ・コストが2マナ軽い

大型クリーチャー落として釣るという通常のリアニメイトデッキだけではなく、トリスケリオン/Triskelionなどの再利用が有効なクリーチャーを使い回すといった用法で、黎明期からコントロールデッキにも採用されていた(→Animate Mix)。

通常のクリーチャー除去だけでなく、エンチャント破壊にも弱いという点が、いかにも墓地から呼び出された雰囲気をうまく醸し出していた。だが、ルール上のややこしさから幾多のエラッタを経て、基本セットから退場となり、やがてゾンビ化/Zombifyのようなバリエーションへと変化していった。

テキストの変更

初出のルール文章エンチャント(死んだクリーチャー)を持つテキストだった。ルール上のややこしさから、たびたびエラッタが出ている。

最新のエラッタが出る前のテキストは次の通り。


旧オラクル

動く死体/Animate Dead (1)(黒)
エンチャント

動く死体が場に出たとき、墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。動く死体が場にある場合、動く死体はエンチャント(クリーチャー)を持つオーラになる。そのクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で場に出し、動く死体をそれにつける。
エンチャントされているクリーチャーは-1/-0の修整を受ける。
動く死体が場を離れたとき、エンチャントされているクリーチャーを破壊する。それは再生できない。


戦場に出るときはオーラではなく、CIP能力でオーラになる。また、戦場を離れたときの能力がCIP能力とは別の能力になっている。プロテクション()を持つクリーチャーカード釣り上げるとおかしな現象が起こる。

  1. CIP能力でプロテクション(黒)を持つクリーチャー・カードAを対象に取る。
  2. 1を解決する。動く死体がエンチャント(クリーチャー)を持つオーラになり、Aが戦場に出て、動く死体がそれにつこうとする。しかし、プロテクションによって動く死体をつけることはできず、何にもついていない状態で戦場に残る。
  3. 状況起因処理のチェック時、動く死体は何にもついていないオーラなのでオーナー墓地に置かれる。
  4. 戦場を離れたときの能力が誘発する。
  5. 4を解決する。しかし、動く死体がAについていた瞬間は存在しないので、「エンチャントされているクリーチャー」は存在せず、何もしない。結果、Aが戦場に残る。

現在では、戦場を離れたときの誘発型能力がCIP能力によって生成される遅延誘発型能力になり、クリーチャーを参照できるようになっている。また、「破壊するそれは再生できない」が「生け贄に捧げる」に変更されている。現在では、具体的には、以下のようになる。

  1. CIP能力でプロテクション(黒)を持つクリーチャー・カードAを対象に取る。
  2. 1を解決する。動く死体がエンチャント(クリーチャー)を持つオーラになり、Aが戦場に出て、動く死体がそれにつこうとする。しかし、プロテクションによって動く死体をつけることはできず、何にもついていない状態で戦場に残る。
  3. 状況起因処理のチェック時、動く死体は何にもついていないオーラなのでオーナー墓地に置かれる。
  4. 戦場を離れたときの能力が誘発する。
  5. 4を解決する。結果、Aが生け贄に捧げられる。

参考

MOBILE