召喚酔い

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召喚酔い(Summoning Sickness)

コントローラーの最新のターンの開始時から継続してコントロールされていないクリーチャーは、攻撃に参加できず、起動コストタップ・シンボルを含む起動型能力を使用できない。(CR:212.3f) このような状態のクリーチャーは、俗に「召喚酔いの状態にある」「召喚酔いの影響を受けている」「酔っている」と呼ばれる。 また、速攻を持つクリーチャーはこのルールを無視する(つまり「召喚酔いしない」ことになる)。

メイン・フェイズでクリーチャーをに出したとき、そのクリーチャーは(速攻を持たない限り)召喚酔いの状態になっている。 召喚酔いが解除されるのは、通常は次の自分のターン開始時。

もともと俗語として世の中に広まったものだが、ミラージュからウルザズ・レガシーまでのカードでは「召喚酔いに影響されない」という記述が実際にテキストに使用されている。 これらは現在のOracleでは「速攻」に書き換えられている。

  • 召喚酔い状態でも、ブロックには参加できる。
  • コントロールが移動した場合も、クリーチャーは召喚酔い状態になる。(「召喚酔い」という言葉で覚えていると誤解しやすいので注意。)
  • 召喚酔い状態でも、タップ・シンボルを含まない起動型能力は問題なくプレイできる。
  • 召喚酔い状態でも、呪文能力コストとしてタップすることは可能。
    • 例:野戦外科医/Field Surgeonは、召喚酔い状態でも自身をタップしてその能力をプレイできる。
    • 例:召集を持つ呪文をプレイする際、コストを減らすために召喚酔い状態のクリーチャーをタップしてもかまわない。
  • フェイズ・インしたクリーチャーは、それ以前にコントロールされていた期間の長さに関わらず、召喚酔いの影響は受けない。
  • クリーチャーでないパーマネントクリーチャー化した(クリーチャーというタイプを得た)場合も、上のルールは適用される。

クリーチャー化したパーマネントのコントローラーが、それを自分のターン開始時からずっとコントロールしていない限りは、召喚酔いの影響を受けることになる。

    • 例:野の源獣/Genju of the Fieldsで、このターンに出した平地/Plainsをクリーチャー化した場合、それは攻撃に参加できず、タップシンボルを含む起動型能力をプレイできない。つまり、元から持つマナ能力もプレイできなくなる。
  • 未来予知で、はじめから土地でもクリーチャーでもあるドライアドの東屋/Dryad Arborが登場した為、久しぶりにこのテキストが使用された。

参考

総合ルール

引用:総合ルール 20231117.0

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