工匠

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工匠/Artificerは、工作を職とする人、大工・彫り物師・細工師など、匠(たくみ)のこと。この意味からもわかるとおり、マジックの世界ではアーティファクト職人に該当するクリーチャー・タイプに多く、マルチカラーを入れればにも存在し、いずれもアーティファクトに関連した能力を持つ。


Slobad, Goblin Tinkerer / ゴブリンの修繕屋スロバッド (1)(赤)
伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)

アーティファクトを1つ生け贄に捧げる:アーティファクト1つを対象とする。それはターン終了時まで破壊不能を得る。

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Synod Artificer / 教議会の工匠 (2)(青)
クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) 工匠(Artificer)

(X),(T):クリーチャーでないアーティファクトX個を対象とし、それらをタップする。
(X),(T):クリーチャーでないアーティファクトX個を対象とし、それらをアンタップする。

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Krark-Clan Engineers / クラーク族の技師 (3)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 工匠(Artificer)

(赤),アーティファクトを2つ生け贄に捧げる:アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。

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比較的新しいサブタイプであり、初出はアーティファクト満載のミラディン・ブロックダークスティール。その後、ミラージュゴブリン修繕屋/Goblin Tinkerer等の古いカードも工匠のサブタイプを得ることになる。

伝説のクリーチャーは5体存在するが、ロードは存在しない(アラーラ再誕現在)。ゴブリンの溶接工/Goblin Welderティンカースタックス等で活躍した。

訳語の変遷

和訳初期から、フレイバー・テキストの中ではあるが、Artificerは登場している(第4版黒曜石のゴーレム/Obsianus Golemのフレイバー・テキスト。ここでは「工匠」と和訳)。その後、別の訳語(工匠の他に「アーティファクト製造者」と「ア−ティファクト使い」)も充てられるが定番の訳語はなかった。

アーティファクトをテーマに据えたウルザ・ブロックで、「アーティファクト使い」に訳語が定着したかに見えた。前述の黒曜石のゴーレムのフレイバー・テキストも第6版で「工匠」から「アーティファクト使い」に変更された。 だが、同じくアーティファクトをテーマにしたミラディン・ブロックでは、カード名(及びクリーチャー・タイプ)にArtificerを持つカードが現れるに至り、正式に「工匠」と翻訳された。おそらく、「アーティファクト使い」ではクリーチャー・タイプやカード名に使うには長すぎたのだろう。

「工匠」は上記通り職人や匠と言った意味の言葉である。間違った翻訳ではないが、魔法的な雰囲気が薄い訳語となってしまった。

参考

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