思考停止/Brain Freeze

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[[ストーム]][[デッキ]][[フィニッシャー]]。強烈な[[ライブラリー破壊]]。
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[[ストーム]]を持つ[[ライブラリー破壊]][[呪文]]。
  
1[[ターン]]に(これを含めて)20回弱の[[呪文]][[プレイ]]するのは困難に見えるが、専用にデッキを作れば不可能ではない。
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1[[ターン]]に(これを含めて)20回弱の呪文を[[唱える]]のは困難に見えるが、専用に[[デッキ]]を組めば不可能ではない。[[精神の願望/Mind's Desire]]で大量のストーム獲得が可能な[[デザイア]][[エンドカード]]であり、初期の[[デザイアフリーズ]]ではデッキ名にもなっている。
[[精神の願望/Mind's Desire]]による大量のストーム獲得が可能な[[デザイア]]や、[[無限コンボ]]系デッキでは人気の[[エンドカード]]である。
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ストームのフィニッシャーでは唯一の[[インスタント]]なので、ターン終了時に起動出来るコンボデッキではほぼ採用される。
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[[サイドボード]]から[[狡猾な願い/Cunning Wish]]で呼び出して使うのも定番。
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<!-- ストームデッキじゃない普通のデッキで、特に意識しないでプレイしても9〜15枚程度ライブラリーを削ってくれることが往々にしてあるので、コンボデッキには頭が痛い存在。
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ただし[[勝利]]に必要なストーム量は[[苦悶の触手/Tendrils of Agony]]の方が少なくてすむため、特に精神の願望が[[禁止カード|禁止]]・[[制限カード|制限]]され使用不可能な[[エターナル]][[環境]]では、[[ストーム (デッキ)|ストームデッキ]]のエンドカードとしては苦悶の触手のほうが優先される。ストームデッキよりもむしろ、苦悶の触手よりも[[軽い]]ことと[[コンボ]]に重要な[[サーチ]]・[[引く|ドロー]]が豊富な[[青]]である点を活かして、[[Sensei, Sensei]]や[[タイラントオース]]などの[[無限コンボ]]デッキのエンドカードとなるほうが多い。[[テーロス還魂記]]参入後は[[あなた|自分]]も[[対象]]に取れることを活かし、[[ブリーチ・ストーム]]において[[脱出]]コストの捻出とエンドカードを兼ねるキーカードとなっている。
↑意識しないでこれを普通のデッキに放り込むことはまずありませんし、コンボ対策としても不確実です。 -->
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<!-- ただ流石に、[[精神の願望/Mind's Desire]]抜きで飛んでくることは少ない。
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[[インスタント]]であることも重要な利点であり、[[終了ステップ]]に動けるコンボデッキでも採用される。[[レガシー]]の[[ソリダリティ]]がその代表例。[[サイドボード]]から[[狡猾な願い/Cunning Wish]][[シルバーバレット]]されることも多く、[[等時の王笏/Isochron Scepter]][[刻印]]してエンドカードとするために[[セプターチャント]]に採用されることもあった。
[[High Tide]]絡みや[[アルーレン]][[Sensei, Sensei]]等の[[無限コンボ]]搭載の場合などは例外と言える。
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↑いまやこれの採用先はデザイアデッキが大多数というわけではありませんので。 -->
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*これをプレイして相手の[[ライブラリー]]を空にしてもその場で勝利するわけではない。
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*思考停止によって[[対戦相手]]の[[ライブラリー]]を空にしてもその場で勝利するわけではない。また同様に、[[精神隷属器/Mindslaver]]などで自分を[[対象]]にされても即死することはない。[[ライブラリーアウト]]によって[[敗北]]となるのは、空のライブラリーから[[カード]]を[[引く|引こう]]としたときである。
また同様に、[[精神隷属器/Mindslaver]]などで自分を対象にされても即死することはない。
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**大抵喰らった方が[[投了]]する等で即座に勝負が付くため、これを意識する機会は少ない。しかし、「負ける前に[[アンタップ]]と[[優先権]]の獲得を許す」というのが命取りになるケースも間違いなく存在する。特に、[[フラッシュバック]]を持つ[[クローサ流再利用/Krosan Reclamation]]は要注意。
なぜなら、[[カード]]を引けなくなった時点で初めて負けるからである。→[[ライブラリーアウト]]
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*ストームデッキにとって[[無限ライフ]]等、苦悶の触手で削り切れない相手を苦にしないと言う利点もある。当時のデザイアが[[ループ・ジャンクション]]に強かった一因でもある。
**大抵喰らった方が[[投了]]する等で即座に勝負が付くため、これを意識する機会は少ない。
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*[[バベル]]等の[[タワーデッキ]]には効果が薄い(無限コンボなら問題ないが)。しかし、それらのデッキの多くは大量のライブラリーそのものを勝利への道筋としているのが普通であり(例:[[機知の戦い/Battle of Wits]])、大量のライブラリー破壊でそれらを封じ込めることで間接的な勝利手段ともなりうる。
しかし、「負ける前に[[アンタップ]]と[[優先権]]の獲得を許す」というのが命取りになるケースも間違いなく存在する。
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特に、[[フラッシュバック]]を持つ[[クローサ流再利用/Krosan Reclamation]]は要注意。
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<!-- -[[ガイアの祝福]]に注意
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↑ライブラリー破壊カードの大半に言えます。そちらの項目に既に書いてあるのでわざわざ二重に書く必要はないでしょう -->
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==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:オンスロートブロック]]
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*[[ライブラリー破壊カード]]
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*[[カード個別評価:スカージ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[アンコモン]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Introducing: Kaito Shizuki|Secret Lair Drop Series: Introducing: Kaito Shizuki]]

2022年9月27日 (火) 01:47時点における最新版


Brain Freeze / 思考停止 (1)(青)
インスタント

プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)


ストームを持つライブラリー破壊呪文

1ターンに(これを含めて)20回弱の呪文を唱えるのは困難に見えるが、専用にデッキを組めば不可能ではない。精神の願望/Mind's Desireで大量のストーム獲得が可能なデザイアエンドカードであり、初期のデザイアフリーズではデッキ名にもなっている。

ただし勝利に必要なストーム量は苦悶の触手/Tendrils of Agonyの方が少なくてすむため、特に精神の願望が禁止制限され使用不可能なエターナル環境では、ストームデッキのエンドカードとしては苦悶の触手のほうが優先される。ストームデッキよりもむしろ、苦悶の触手よりも軽いこととコンボに重要なサーチドローが豊富なである点を活かして、Sensei, Senseiタイラントオースなどの無限コンボデッキのエンドカードとなるほうが多い。テーロス還魂記参入後は自分対象に取れることを活かし、ブリーチ・ストームにおいて脱出コストの捻出とエンドカードを兼ねるキーカードとなっている。

インスタントであることも重要な利点であり、終了ステップに動けるコンボデッキでも採用される。レガシーソリダリティがその代表例。サイドボードから狡猾な願い/Cunning Wishシルバーバレットされることも多く、等時の王笏/Isochron Scepter刻印してエンドカードとするためにセプターチャントに採用されることもあった。

[編集] 参考

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