怪物化した接合者/Modular Monstrosity

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ルール)
13行: 13行:
 
[[対戦相手]]が[[呪文]]を[[唱える]]たびに、[[あなた]]が5秒以内に選んだ[[キーワード能力]]を獲得する[[構築物]]。キーワード能力を使った"山手線ゲーム"のようなものである。
 
[[対戦相手]]が[[呪文]]を[[唱える]]たびに、[[あなた]]が5秒以内に選んだ[[キーワード能力]]を獲得する[[構築物]]。キーワード能力を使った"山手線ゲーム"のようなものである。
  
7[[マナ]]3/3と[[マナレシオ]]は悲惨だが、まず[[破壊不能]]や[[呪禁]]でほぼ全ての[[除去]]が通じず、[[シャドー]]や[[土地渡り]]で[[ブロック]]も許さず、[[滅殺]]6で戦況をひっくり返す、[[高名]]6で9/9など、まさにやりたい放題できる。だが同じキーワードは一日の間に1つしか選べないので、1[[マッチ]]目で調子によって強力なキーワード能力を使い切ってしまうと2マッチ目以降が苦しくなる。記憶力と状況に応じた選択が必要な[[カード]]。
+
7[[マナ]]3/3と[[マナレシオ]]は悲惨だが、まず[[破壊不能]]や[[呪禁]]でほぼ全ての[[除去]]が通じず、[[シャドー]]や[[土地渡り]]で[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]も許さず、[[滅殺]]6で戦況をひっくり返す、[[高名]]6で9/9など、まさにやりたい放題できる。だが同じキーワードは一日の間に1つしか選べないので、1[[マッチ]]目で調子によって強力なキーワード能力を使い切ってしまうと2マッチ目以降が苦しくなる。記憶力と状況に応じた選択が必要な[[カード]]。
  
 
相手が真面目に勝敗にこだわってプレーする場合、事実上ほぼ一切の呪文を唱えられなくするといった働きになる。何か不用意に[[クリーチャー]]でも出そうものなら、滅殺6など致命的な能力を得られてしまうし、これを[[除去]]できる呪文は[[対象]]をとらない[[追放]]・[[布告]]などごく一部に限られる。
 
相手が真面目に勝敗にこだわってプレーする場合、事実上ほぼ一切の呪文を唱えられなくするといった働きになる。何か不用意に[[クリーチャー]]でも出そうものなら、滅殺6など致命的な能力を得られてしまうし、これを[[除去]]できる呪文は[[対象]]をとらない[[追放]]・[[布告]]などごく一部に限られる。
22行: 22行:
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*選ぶキーワード能力は、既存の[[クリーチャー]]・カードに記載されているものでなくてはならない。[[滅殺]]9999のような設定は不可能だし、[[搭乗]]のように[[クリーチャー]]に使われたことがないキーワードも不適である。Unstable以降に印刷されたカードでもいいので、[[マジック]]の[[セット]]が増えるたびに強化されるといえる。
+
*選ぶキーワード能力やその指数は、既存の[[クリーチャー]]・カードに記載されているものでなくてはならない。[[滅殺]]9999のような設定は不可能だし、[[搭乗]]のように[[クリーチャー]]に使われたことがないキーワードも不適である。Unstable以降に印刷されたカードでもいいので、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[セット]]が増えるたびに強化されるといえる。
 
**逆にクリーチャー・カードに記載されてさえいれば良いので、[[血清スリヴァー/Lymph Sliver]]における[[吸収]]1などの「言及しているが持ってはいない」能力でも条件を満たす[http://markrosewater.tumblr.com/post/167611127623/does-modular-monstrosity-count-granted-keywords-on]。これを利用すれば[[共謀]]や[[反復]]などの通常はクリーチャーやクリーチャー・カードが持つ事は無い能力でも選択可能。勿論それらを得ても何の効果も無いが、能力を失うのを防ぐために利用することは考えられる。
 
**逆にクリーチャー・カードに記載されてさえいれば良いので、[[血清スリヴァー/Lymph Sliver]]における[[吸収]]1などの「言及しているが持ってはいない」能力でも条件を満たす[http://markrosewater.tumblr.com/post/167611127623/does-modular-monstrosity-count-granted-keywords-on]。これを利用すれば[[共謀]]や[[反復]]などの通常はクリーチャーやクリーチャー・カードが持つ事は無い能力でも選択可能。勿論それらを得ても何の効果も無いが、能力を失うのを防ぐために利用することは考えられる。
*[[プロテクション]]や[[加虐]]など内容や数字によって変わるものも、一つのキーワードとして扱う。プロテクション(すべて)を選んだ後に、プロテクション(赤)を選ぶことは出来ない。
+
*[[プロテクション]]や[[加虐]]など内容や数字によって変わるものも、一つのキーワードとして扱う。プロテクション(すべて)を選んだ後に、プロテクション(赤)を選ぶことはできない。
 
**不適なキーワードを選んでも5秒以内なら選び直してよい。
 
**不適なキーワードを選んでも5秒以内なら選び直してよい。
 
*選ぶのは[[キーワード能力]]であって、[[キーワード処理]]や[[能力語]]ではない。
 
*選ぶのは[[キーワード能力]]であって、[[キーワード処理]]や[[能力語]]ではない。

2018年6月15日 (金) 10:25時点における版


怪物化した接合者/Modular Monstrosity (7)
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物(Construct)

対戦相手が呪文を唱えるたび、あなたは5秒の間にキーワードを1つ選ぶ。このキーワードはこの日にあなたが「怪物化した接合者」という名前のカードのために選んでおらず、クリーチャー・カードに印刷されているものでなければならない。そうしたなら、怪物化した接合者はその能力を得る。そうでなければ、怪物化した接合者は全てのキーワード能力を失う。

3/3

アーティスト:Alex Konstad


対戦相手呪文唱えるたびに、あなたが5秒以内に選んだキーワード能力を獲得する構築物。キーワード能力を使った"山手線ゲーム"のようなものである。

7マナ3/3とマナレシオは悲惨だが、まず破壊不能呪禁でほぼ全ての除去が通じず、シャドー土地渡りブロックも許さず、滅殺6で戦況をひっくり返す、高名6で9/9など、まさにやりたい放題できる。だが同じキーワードは一日の間に1つしか選べないので、1マッチ目で調子によって強力なキーワード能力を使い切ってしまうと2マッチ目以降が苦しくなる。記憶力と状況に応じた選択が必要なカード

相手が真面目に勝敗にこだわってプレーする場合、事実上ほぼ一切の呪文を唱えられなくするといった働きになる。何か不用意にクリーチャーでも出そうものなら、滅殺6など致命的な能力を得られてしまうし、これを除去できる呪文は対象をとらない追放布告などごく一部に限られる。

もっともからくり拡張や各種起動型能力など、呪文以外の行動の選択肢もUnstableには多く、それらで上手くかわされたり、最悪除去されたりすることもしばしば。そうでなくても盤面で負けている時には、そのまま押し切られて3/3バニラのままに終わることもある。

  • 得た能力はあなたが「5秒以内に選べなくなる」までは失われないため、次から次へと能力を得ることになる。処理が追いつかなくなったり、「この日に選んだキーワード」を再度指定しないようにも、ちゃんとメモを取っておくべきだろう。

ルール

  • 選ぶキーワード能力やその指数は、既存のクリーチャー・カードに記載されているものでなくてはならない。滅殺9999のような設定は不可能だし、搭乗のようにクリーチャーに使われたことがないキーワードも不適である。Unstable以降に印刷されたカードでもいいので、マジックセットが増えるたびに強化されるといえる。
    • 逆にクリーチャー・カードに記載されてさえいれば良いので、血清スリヴァー/Lymph Sliverにおける吸収1などの「言及しているが持ってはいない」能力でも条件を満たす[1]。これを利用すれば共謀反復などの通常はクリーチャーやクリーチャー・カードが持つ事は無い能力でも選択可能。勿論それらを得ても何の効果も無いが、能力を失うのを防ぐために利用することは考えられる。
  • プロテクション加虐など内容や数字によって変わるものも、一つのキーワードとして扱う。プロテクション(すべて)を選んだ後に、プロテクション(赤)を選ぶことはできない。
    • 不適なキーワードを選んでも5秒以内なら選び直してよい。
  • 選ぶのはキーワード能力であって、キーワード処理能力語ではない。
    • もっとも再生のようにキーワード能力からキーワード処理になったものなども存在する。全てを厳密に把握するのは困難なので、仲良く楽しむことを優先しよう。
  • 能力の誘発は強制であり、追加の必要がなくても何かしら選ばなくてはならず、5秒以内に言えなければ全ての能力を失ってしまう。下手に防衛などと言う羽目にならないよう、マッドネスのような戦場では効果がないキーワードも覚えておく意味はある。
  • ゲームを超えて「この日に」という期限設定を持つ能力を持つのは史上初。
    • なお、「この日」の区切りは深夜0:00である[2][3]

参考

MOBILE