憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
6行: 6行:
 
さらに[[打ち消されない|打ち消されず]]、[[プロテクション]]([[青]])のおかげで[[バウンス]]されにくいとなれば、その安定感はかなりのもの。
 
さらに[[打ち消されない|打ち消されず]]、[[プロテクション]]([[青]])のおかげで[[バウンス]]されにくいとなれば、その安定感はかなりのもの。
 
そのため、いろいろな[[デッキ]]で[[フィニッシャー]]や隠し球として投入されている。
 
そのため、いろいろな[[デッキ]]で[[フィニッシャー]]や隠し球として投入されている。
*[[次元の混乱]]では[[速攻]]が[[緑]]の能力と定義されているのもあり、本来[[赤]]得意の速攻を持っていないのはご愛嬌。
+
*[[次元の混乱]]では[[速攻]]が[[緑]]の能力と定義されているのもあり、本来[[赤]]得意の速攻を持っていないのはご愛嬌。極力怒りの天使アクローマと同じ能力を持たせたくなかったのだろう。
極力怒りの天使アクローマと同じ能力を持たせたくなかったのだろう。
+
  
 
また、[[変異]]を利用する事で[[リアニメイト]]を用いずに早い[[ターン]]で登場できるのもポイント。
 
また、[[変異]]を利用する事で[[リアニメイト]]を用いずに早い[[ターン]]で登場できるのもポイント。
25行: 24行:
 
勿論、[[環境]]に[[白]]や青が多いなど、[[メタ]]次第ではその限りではないが。
 
勿論、[[環境]]に[[白]]や青が多いなど、[[メタ]]次第ではその限りではないが。
  
*当然の事だが、怒りの天使アクローマとこれは(ストーリー上はどうであれ)まったく別のカードである。
+
*当然の事だが、怒りの天使アクローマとこれは(ストーリー上はどうであれ)まったく別のカードである。それぞれデッキに4枚ずつ積んでも全く問題はないし、同時に[[場]]に出ても[[レジェンド・ルール]]は適用されない。これは[[サイクル]]の他のカードにも言える事だが、このカードの場合、[[スタンダード]]や[[リミテッド]]で同じプールにあるだけに、他のカードよりもそのような場面に直面する可能性が高いので、特に注意が必要である。
それぞれデッキに4枚ずつ積んでも全く問題はないし、同時に[[場]]に出ても[[レジェンド・ルール]]は適用されない。
+
これは[[サイクル]]の他のカードにも言える事だが、このカードの場合、[[スタンダード]]や[[リミテッド]]で同じプールにあるだけに、他のカードよりもそのような場面に直面する可能性が高いので、特に注意が必要である。
+
  
 
*赤[[単色]]の[[天使]]はこれが初めてである。
 
*赤[[単色]]の[[天使]]はこれが初めてである。
47行: 44行:
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[アクローマ/Akroma]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[アクローマ/Akroma]]([[背景世界/ストーリー用語]])
*[[カード個別評価:時のらせんブロック]][[レア]]
+
*[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[レア]]

2008年3月8日 (土) 17:51時点における版


Akroma, Angel of Fury / 憤怒の天使アクローマ (5)(赤)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — 天使(Angel)

この呪文は打ち消されない。
飛行、トランプル、プロテクション(白)、プロテクション(青)
(赤):憤怒の天使アクローマはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
変異(3)(赤)(赤)(赤)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)

6/6

怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrathが別の歴史を辿った姿。

飛行トランプルパンプアップ攻撃に特化した能力を持つため、登場すればあっという間にゲームを終わらせる事ができる。 さらに打ち消されずプロテクション()のおかげでバウンスされにくいとなれば、その安定感はかなりのもの。 そのため、いろいろなデッキフィニッシャーや隠し球として投入されている。

  • 次元の混乱では速攻の能力と定義されているのもあり、本来得意の速攻を持っていないのはご愛嬌。極力怒りの天使アクローマと同じ能力を持たせたくなかったのだろう。

また、変異を利用する事でリアニメイトを用いずに早いターンで登場できるのもポイント。 サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter一瞬の瞬き/Momentary Blink等、高速で表向きにできるカードと相性がいい。 そのためブリンクに用いられることも多く、日本選手権07でベスト8入りした小室修のブリンクには白青緑であるにも関わらずサイドボードに3枚用いられている。

直接表にするカード以外では、特にケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keldと相性が良く、4ターン目から攻撃が始まる。 リアニメイト以外でこのスピードはまさに破格である。 プロツアー横浜07でベスト8入りしたPaulo Carvalhoビッグ・マナにもこのシナジーが用いられている。

それらのサポートが無いとしても、毎ターン順調に土地を並べれば6ターン目には攻撃し始める事ができる。 これでも十分な早さと言っていいだろう。

反面、リアニメイトするカードとしてはいまいちである。 除去が素通しである事も勿論だが、打ち消されない、変異が完全に無意味になり、パンプアップもほとんど無意味になる。 これだけの能力が無意味になってしまうなら、素直に怒りの天使アクローマやボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteを使った方が話が早いと言う訳である。 勿論、環境や青が多いなど、メタ次第ではその限りではないが。

  • 当然の事だが、怒りの天使アクローマとこれは(ストーリー上はどうであれ)まったく別のカードである。それぞれデッキに4枚ずつ積んでも全く問題はないし、同時にに出てもレジェンド・ルールは適用されない。これはサイクルの他のカードにも言える事だが、このカードの場合、スタンダードリミテッドで同じプールにあるだけに、他のカードよりもそのような場面に直面する可能性が高いので、特に注意が必要である。
  • 単色天使はこれが初めてである。
  • アカローマ等と呼ばれたりする。
  • どちらの世界であっても結局怒っている天使。
  • 日本選手権07にて、このカードがトランプルを持っていたことを忘れたばかりに、本当なら勝っていた小室修がジャッジの裁定により敗北するという事件が起こった。

このカードを使用する際には持っている能力に注意。

サイクル

次元の混乱の各色の伝説のクリーチャー。いずれも過去に存在した伝説のクリーチャーが異なる歴史を辿ったものとしてリメイクされている。

参考

MOBILE