書庫の罠/Archive Trap

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[[ライブラリー破壊]]を行う[[罠]]。
 
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この[[罠]]を[[代替コスト]]で[[唱える]]場合、結果としては[[ライブラリー]]を[[探す|探され]]た後に[[カード]]を[[墓地]]へ送ることになる。
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この罠を[[代替コスト]]で[[唱える]]場合、結果としては[[ライブラリー]]を[[探す|探され]]た後に[[カード]]を[[墓地]]へ送ることになる。[[Demonic Tutor]]に代表される[[手札]]に加える系の[[サーチ]][[呪文]]には余り意味がないが、[[神秘の教示者/Mystical Tutor]]等の[[ライブラリーの一番上]]に置く類のサーチ呪文に撃てば、そのサーチを実質無効にできる。
[[Demonic Tutor]]に代表される[[手札]]に加える系の[[サーチ]][[呪文]]には余り意味がないが、[[神秘の教示者/Mystical Tutor]]等の[[ライブラリーの一番上]]に置く類のサーチ呪文に撃てば、そのサーチを実質無効にできる。
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[[生撃ち]]での[[ライブラリー破壊]]と見ても、[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]]と比べると[[重い|重く]]感じるものの、[[インスタント]]なので隙が少なく、そう悪くはない。
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[[生撃ち]]でのライブラリー破壊と見ても、[[不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable]]と比べると[[重い|重く]]感じるものの、[[インスタント]]なので隙が少なく、そう悪くはない。
  
[[構築]]では、[[流刑への道/Path to Exile]]などの[[対戦相手]]にライブラリーを探させるような呪文を使ってから連発するという戦略も取れる。同セットに登場した[[フェッチランド]]の対策にもなる。
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[[スタンダード]][[環境]]には同セットで登場した[[フェッチランド]]に加え、[[Caw-Blade]]の[[石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic]](後に[[禁止カード|禁止]])と[[戦隊の鷹/Squadron Hawk]]、[[ヴァラクート#スタンダード|赤緑ヴァラクート]]の[[原始のタイタン/Primeval Titan]]と各種[[土地]]サーチ呪文など、仮想敵が多い。墓地利用[[デッキ]]に対しては逆効果になる点と、[[伝説の]][[エルドラージ]]により簡単に対策されてしまう点には注意。
ただし墓地利用[[デッキ]]に対しては注意。
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[[リミテッド]]では通常40枚のデッキが多いので、13枚も[[墓地]]に落とせるのはかなり強力。
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[[リミテッド]]では通常40枚のデッキが多いので、13枚も墓地に落とせるのはかなり強力。[[ゲーム]]が長引いているなら、これ1枚で勝ててしまうこともあるだろう。代替コストには[[青マナ]]は不要なため、敵がサーチカードを利用している事が判明したら、[[色]]が合わなくても[[お守り]]に入れる事も検討できる。
[[ゲーム]]が長引いているなら、これ1枚で勝ててしまうこともあるだろう。
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代替コストには[[青マナ]]は不要なため、敵がサーチカードを利用している事が判明したら、[[色]]が合わなくても[[お守り]]に入れる事も検討できる。
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*初手に書庫の罠が4枚あり、対戦相手が[[先攻]]1[[ターン]]目に[[フェッチランド]]を起動したりすると、「書庫の罠13枚×4」+「初期[[手札]]7枚」+「土地のサーチ1枚」で60枚。次の[[引く|ドロー]]ができずに[[ライブラリーアウト]]となる。
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*初手に書庫の罠が4枚あり、対戦相手が[[先攻]]1[[ターン]]目にフェッチランドを起動したりすると、「書庫の罠13枚×4」+「初期手札7枚」+「土地のサーチ1枚」で60枚。次の[[引く|ドロー]]ができずに[[ライブラリーアウト]]となる。
 
**ちなみに[[マリガン]]無しの初手7枚の中に書庫の罠が4枚ある可能性は0.007%、限界までマリガンすれば0.0115%である。
 
**ちなみに[[マリガン]]無しの初手7枚の中に書庫の罠が4枚ある可能性は0.007%、限界までマリガンすれば0.0115%である。
 
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*[[流刑への道/Path to Exile]]などの[[対戦相手]]にライブラリーを探させるような呪文を使ってから連発するという戦略も考えられる。
*これを唱えた後、さらに同セット内[[貪欲な罠/Ravenous Trap]]もタダで唱えることができる。
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*これを唱えた後、さらに同セット内の[[貪欲な罠/Ravenous Trap]]もタダで唱えることができる。
 
*[[エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor]]によって、「ライブラリーの上4枚を探した」場合でも、「ライブラリーを探した」内に入る。
 
*[[エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensor]]によって、「ライブラリーの上4枚を探した」場合でも、「ライブラリーを探した」内に入る。
  

2011年8月23日 (火) 15:50時点における版


Archive Trap / 書庫の罠 (3)(青)(青)
インスタント — 罠(Trap)

このターン、対戦相手1人が自分のライブラリーを探していたなら、あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく(0)を支払ってもよい。
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを13枚切削する。


ライブラリー破壊を行う

この罠を代替コスト唱える場合、結果としてはライブラリー探された後にカード墓地へ送ることになる。Demonic Tutorに代表される手札に加える系のサーチ呪文には余り意味がないが、神秘の教示者/Mystical Tutor等のライブラリーの一番上に置く類のサーチ呪文に撃てば、そのサーチを実質無効にできる。

生撃ちでのライブラリー破壊と見ても、不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableと比べると重く感じるものの、インスタントなので隙が少なく、そう悪くはない。

スタンダード環境には同セットで登場したフェッチランドに加え、Caw-Blade石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(後に禁止)と戦隊の鷹/Squadron Hawk赤緑ヴァラクート原始のタイタン/Primeval Titanと各種土地サーチ呪文など、仮想敵が多い。墓地利用デッキに対しては逆効果になる点と、伝説のエルドラージにより簡単に対策されてしまう点には注意。

リミテッドでは通常40枚のデッキが多いので、13枚も墓地に落とせるのはかなり強力。ゲームが長引いているなら、これ1枚で勝ててしまうこともあるだろう。代替コストには青マナは不要なため、敵がサーチカードを利用している事が判明したら、が合わなくてもお守りに入れる事も検討できる。

  • 初手に書庫の罠が4枚あり、対戦相手が先攻1ターン目にフェッチランドを起動したりすると、「書庫の罠13枚×4」+「初期手札7枚」+「土地のサーチ1枚」で60枚。次のドローができずにライブラリーアウトとなる。
    • ちなみにマリガン無しの初手7枚の中に書庫の罠が4枚ある可能性は0.007%、限界までマリガンすれば0.0115%である。
  • 流刑への道/Path to Exileなどの対戦相手にライブラリーを探させるような呪文を使ってから連発するという戦略も考えられる。
  • これを唱えた後、さらに同セット内の貪欲な罠/Ravenous Trapもタダで唱えることができる。
  • エイヴンの思考検閲者/Aven Mindcensorによって、「ライブラリーの上4枚を探した」場合でも、「ライブラリーを探した」内に入る。

参考

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