根絶/Extirpate

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ドロー・ステップの根絶をめぐるトラブルについて)
(リンク先の個人ダイヤリーノートの丸写し&ダイヤリーノートへのリンクの必要性がなさそうなのでリンク削除&同様の問題を起こし得るヴェンディリオン三人衆/Vendilion Cliqueの追加etc)
15行: 15行:
 
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/cgi-bin/autocard/acjp.cgi?Extirpate~PLC 日本語製品版]には誤訳がある。「それの[[コントローラー]]の墓地と…」となっているが、墓地にあるカードは[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]されていない。ただし、「コントローラーを持たない[[オブジェクト]]のコントローラーを参照する場合には、代わりにその[[オーナー]]を用いる。」というルールがあるので、仮にこのテキストのままだったとしても問題なく機能する。
 
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/cgi-bin/autocard/acjp.cgi?Extirpate~PLC 日本語製品版]には誤訳がある。「それの[[コントローラー]]の墓地と…」となっているが、墓地にあるカードは[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]されていない。ただし、「コントローラーを持たない[[オブジェクト]]のコントローラーを参照する場合には、代わりにその[[オーナー]]を用いる。」というルールがあるので、仮にこのテキストのままだったとしても問題なく機能する。
  
根絶をキャストする際の定石として、「相手の[[ドロー・ステップ]]にキャストする。」と言うのがあるが、ドロー・ステップにおける[[優先権]]のやり取りは通常省略されており、またドロー・ステップから[[メイン・フェイズ]]へ移行する際の特別な行動が無いため、非常にトラブルが発生しやすいという問題を抱えている。[[エターナル]]プレイヤーは、自分が根絶を使わなくても根絶を意識した注意が必要。(→[http://43458.diarynote.jp/201102020314366842/ 参考]
+
*これや[[ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]]を[[対戦相手]]の[[ドロー・ステップ]]中に[[唱える]]場合[[優先権]]を考慮せず[[メイン・フェイズ]]へ移行されてしまいトラブルの原因になる、ということがある。[[エターナル]]でゲームをする際には自分がこれらを使わなくてもこれらを意識した優先権の確認をするべきだろう。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[墓地対策カード]]
 
*[[墓地対策カード]]
 
*[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:次元の混乱]] - [[レア]]

2011年2月3日 (木) 07:59時点における版


Extirpate / 根絶 (黒)
インスタント

刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
いずれかの墓地にある、基本土地カード以外のカードを1枚対象とする。それのオーナーの墓地と手札とライブラリーから、同じ名前を持つカードをすべて探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーはライブラリーを切り直す。


墓地にあるカードのうち1種類を、戦場以外から文字通り根絶してしまう。しかも時のらせんキーワード能力である刹那も付いているので、妨害はほぼ不可能。消えないこだま/Haunting Echoes下位種、墓地版ロボトミー/Lobotomy、墓地にあるカード名しか宣言できない頭蓋の摘出/Cranial Extraction、といった所か。

墓地を利用するデッキにとってはまさに天敵。デッキのキーカードを1マナ(しかも妨害不可)で根絶されてしまってはたまったものではない。特にコンボデッキだとその場で投了ということにもなってしまいかねない。

今までのロボトミーの亜種と異なり、これ単体では確実なアドバンテージを得づらいのが最大の欠点。手札破壊などと組み合わせることで墓地を利用しないデッキにも手痛い一撃を与えることは可能ではあるが、一般的には単純な墓地対策カードとしてサイドボードから登場することが多い。

スタンダードでは、炎まといの天使/Firemane Angel獣群の呼び声/Call of the Herdなど、墓地から睨みを利かせるカードへの回答となる。また時のらせんブロックを含む時期のスタンダード環境が、太陽拳殉教者トロンに代表される墓地利用の盛んな環境であることも追い風。エターナルでは墓地対策が必須となるので、このカードがサイドボード、場合によってメインデッキから潜んでいることも少なくない。

アドバンテージを失わない死体焼却/Cremateとの比較は重要。特にある程度スピードがあるデッキならば、対リアニメイトにおいては1回リアニメイトを妨害するだけで十分なことも多い。

  • 執拗なネズミ/Relentless Ratsコンボカードのみで作ったデッキならば、自分に打ってデッキ圧縮、なんてことも可能。
  • 他の(単一の対象を持つ)刹那カードと同様に、意志を曲げる者/Willbenderで対処する事が可能。ただし相手のカードに対象を変更したとしても、もちろん探すのは相手である。多くの場合は対象となった1枚を追放して、後はシャッフルして終わりとなるだろう。それでも根絶を通した場合よりは遥かにマシなので、ただ打ち消したのだと割り切ろう。
  • 日本語製品版には誤訳がある。「それのコントローラーの墓地と…」となっているが、墓地にあるカードはコントロールされていない。ただし、「コントローラーを持たないオブジェクトのコントローラーを参照する場合には、代わりにそのオーナーを用いる。」というルールがあるので、仮にこのテキストのままだったとしても問題なく機能する。

参考

MOBILE