色 (サイクル)

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{{Otheruses|サイクル|ルール用語|色}}
 
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'''色'''/''Lace''[[第4版]]までの[[基本セット]]に収録された[[呪文]][[パーマネント]][[色]]を永続的に変える[[インスタント]]の総称。[[稀少度]]は[[レア]]。[[カスレア]]の代名詞である。
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'''色'''/''Lace''は、[[第4版]]までの[[基本セット]]に収録された[[呪文]][[パーマネント]]1つの[[色]]を永続的に変える[[インスタント]][[サイクル]]の総称。[[稀少度]]は[[レア]]。[[カスレア]]の代名詞である。
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==該当カード==
 
==該当カード==
各色に対応した以下の5種類がある。
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各[[色]]に対応した以下の5種類がある。
 
*[[白]]:[[純粋の色/Purelace]]
 
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*[[青]]:[[思考の色/Thoughtlace]]
 
*[[青]]:[[思考の色/Thoughtlace]]
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さらに[[時のらせん]]で同じコンセプトの[[カード]]が1種類追加された。
 
さらに[[時のらせん]]で同じコンセプトの[[カード]]が1種類追加された。
 
*[[無色]]:[[月の色/Moonlace]]
 
*[[無色]]:[[月の色/Moonlace]]
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==利用==
 
==利用==
[[死の色/Deathlace]]で[[恐怖/Terror]]などから[[クリーチャー]]を守ったり、[[混沌の色/Chaoslace]]と[[水流破/Hydroblast]]で(青)(赤)(とカード2枚)で[[打ち消し]]などができる。しかし、これらは正直使い勝手の悪い[[サイクル]]であり、普通カスレアに分類される。
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[[死の色/Deathlace]]で[[恐怖/Terror]]などから[[クリーチャー]]を守ったり、[[混沌の色/Chaoslace]]と[[水流破/Hydroblast]]でどんな[[呪文]]でも[[打ち消す|打ち消し]]たりできる。しかし、これらは正直使い勝手の悪い[[サイクル]]であり、普通[[カスレア]]に分類される。
#自分のカードに使うことを考えた場合、[[単色デッキ]]ではほとんど意味がない。他の色カードや[[アーティファクト]]を[[対象]]にすることで、例えば[[十字軍/Crusade]]のような「特定色を[[強化]]」とあわせる手があるが、この呪文で色を変えられるのは所詮1枚。ならば、[[聖なる力/Holy Strength]]で事足りるケースが多い。
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#自分の[[カード]]に使うことを考えた場合、[[単色デッキ]]ではほとんど意味がない。他の色カードや[[アーティファクト]]を[[対象]]にすることで、例えば[[十字軍/Crusade]]のような「特定色を[[強化]]」とあわせる手があるが、この呪文で色を変えられるのは所詮1枚。ならば、[[聖なる力/Holy Strength]]で事足りるケースが多い。
#相手に使う場合、自分に「その色を妨害する」カードがないと意味がない。が、これを入れる以上自分もその色を使うので、自分もその妨害カードの影響を受けかねない。[[プロテクション]]などの「損のない」対応手段でも、所詮1枚しか対処できないので、普通の[[除去]]などで済む場合も多い。
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#[[対戦相手]]に使う場合、自分に「その色を妨害する」カードがないと意味がない。が、これを入れる以上自分もその色を使うので、自分もその妨害カードの影響を受けかねない。[[プロテクション]]などの「損のない」対応手段でも、所詮1枚しか対処できないので、普通の[[除去]]などで済む場合も多い。
#上述のような打ち消しの場合、カード2対1の交換となり[[アドバンテージ]]を失ってしまう。
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#上述のような打ち消しの場合、カード2対1の交換なので[[カード・アドバンテージ]]を失ってしまう。
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==退場の経緯==
 
==退場の経緯==
レアにはより堅実でプレイに耐えうるカードを必要とする方針(色カードなんてもういらない。"no more Laces")と、弱過ぎる("too weak")という理由から、第4版で全ての色カードは基本セットから退場した(Taming the Flames([[Duelist#magazine|Duelist]]誌17号の記事))。
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レアにはより堅実でプレイに耐えうるカードを必要とする方針(色カードなんてもういらない。"no more Laces")と、弱過ぎる("too weak")という理由から、第4版で全ての色カードは基本セットから退場した(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。
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==参考==
 
==参考==
 
*[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0217b.html#98 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第98位(braingeyser)
 
*[http://braingeyser.at.infoseek.co.jp/04/0217b.html#98 18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time] 第98位(braingeyser)
 
*[[カードの俗称]]
 
*[[カードの俗称]]
 
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2009年12月31日 (木) 13:43時点における版

/Laceは、第4版までの基本セットに収録された呪文パーマネント1つのを永続的に変えるインスタントサイクルの総称。稀少度レアカスレアの代名詞である。

該当カード

に対応した以下の5種類がある。

さらに時のらせんで同じコンセプトのカードが1種類追加された。

利用

死の色/Deathlace恐怖/Terrorなどからクリーチャーを守ったり、混沌の色/Chaoslace水流破/Hydroblastでどんな呪文でも打ち消したりできる。しかし、これらは正直使い勝手の悪いサイクルであり、普通カスレアに分類される。

  1. 自分のカードに使うことを考えた場合、単色デッキではほとんど意味がない。他の色カードやアーティファクト対象にすることで、例えば十字軍/Crusadeのような「特定色を強化」とあわせる手があるが、この呪文で色を変えられるのは所詮1枚。ならば、聖なる力/Holy Strengthで事足りるケースが多い。
  2. 対戦相手に使う場合、自分に「その色を妨害する」カードがないと意味がない。が、これを入れる以上自分もその色を使うので、自分もその妨害カードの影響を受けかねない。プロテクションなどの「損のない」対応手段でも、所詮1枚しか対処できないので、普通の除去などで済む場合も多い。
  3. 上述のような打ち消しの場合、カード2対1の交換なのでカード・アドバンテージを失ってしまう。

退場の経緯

レアにはより堅実でプレイに耐えうるカードを必要とする方針(色カードなんてもういらない。"no more Laces")と、弱過ぎる("too weak")という理由から、第4版で全ての色カードは基本セットから退場した(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。

参考

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