蒼ざめた月/Pale Moon

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(似たコンセプトの優良カード)
27行: 27行:
  
 
==似たコンセプトの優良カード==
 
==似たコンセプトの優良カード==
*[[血染めの月/Blood Moon]]、[[基本に帰れ/Back to Basics]] -- [[特殊地形]]対策カード。[[効果]]が恒久的な上に[[無色マナ]]を出されることもない。また[[マナ能力]]以外の[[能力]]も封印できる。
+
*[[血染めの月/Blood Moon]]、[[基本に帰れ/Back to Basics]] -- [[特殊地形]]対策カード。[[効果]]が恒久的であり、また[[マナ能力]]以外の[[能力]]も封印できる。
 
*[[枯渇/Mana Short]] -- 瞬間的にマナ拘束する点で、シンプルかつ安定性が高い。
 
*[[枯渇/Mana Short]] -- 瞬間的にマナ拘束する点で、シンプルかつ安定性が高い。
 
*1ターンだけの妨害という観点では、[[色]]は違うが[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]の方が[[軽い|軽]]くて確実。
 
*1ターンだけの妨害という観点では、[[色]]は違うが[[オアリムの詠唱/Orim's Chant]]の方が[[軽い|軽]]くて確実。

2013年1月21日 (月) 00:17時点における版


Pale Moon / 蒼ざめた月 (1)(青)
インスタント

ターン終了時まで、プレイヤーがマナを引き出す目的で基本でない土地をタップした場合、それは他のいかなるタイプのマナの代わりに無色のマナを生み出す。


「何もしないカード」と評された、カスレアの代名詞。

色マナ制限のカードなのだが、その範囲が狭すぎて、以下のようにさまざまな観点で使い物にならない。

  1. 妨害範囲が狭すぎる。
    • 量的には、妨害は行えない。
    • 時間的には、1ターン限りであり長期的な妨害にならない。
  2. 妨害の確実性が低い。
      • 上記2点は「1ターン限り」の具体的な悪影響とも言える。これらの理由から、インスタント呪文に対してはほとんど妨害にならない。
    • 対戦相手が特殊地形からの色マナを必要としない場合、無駄撃ちになる。
  3. アドバンテージを失う。

また、対戦相手が色マナを出せる特殊地形をコントロールしていることが前提であるため、色マナの出る特殊地形を用いない単色デッキ相手では紙クズ同然。このカードが出た当時のスタンダードは単色全盛期であり、特にその弱点が際立っていた。

またレアであることも、これが嫌がられる大きな理由だろう。特にこのカードが収録されているネメシスは、同じマナ拘束カードでもトーナメントで活躍したほど強力なパララクスの潮流/Parallax Tideも収録されているなど比較的強力なエキスパンションだっただけに、このカードが出たときのショックは大きかった。

以上のように、本体の性能の悪さに加え、出た当時の環境、収録エキスパンションなど、あらゆる面でカスレアの名をほしいままにする状況がそろっていた。

似たコンセプトの優良カード

参考

MOBILE