迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth

提供:MTG Wiki

2014年1月29日 (水) 22:37時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Spirit of the Labyrinth / 迷宮の霊魂 (1)(白)
クリーチャー エンチャント — スピリット(Spirit)

各プレイヤーは、各ターンにカードを2枚以上引くことができない。

3/1

カードを1ターンに2枚以上引くことを禁止するクリーチャー・エンチャント

これが戦場にいるだけでソーサリー・タイミングのドローは意味を成さなくなり、インスタントなどで対戦相手のターンにドローする場合も1枚までしか引けなくなる。を含むコントロールデッキコンボデッキにとっては、対処できなければ死活問題となるカード。

2マナパワー3というスペックも優秀で、ノンクリーチャーデッキに対しては3点クロックとなり、中堅クリーチャーを相討ちに取ることもできる。反面タフネスは低く、アタッカーとしては止められやすい点と、火力やマイナス修整除去されやすい点は弱点と言える。

スタンダードでは特にスフィンクスの啓示/Sphinx's Revelationタッサの二叉槍/Bident of Thassaに対して効果的。地下世界の人脈/Underworld Connectionsにあまり有効でないのは惜しいところだが、白ウィニーなどで採用される可能性はあるだろう。

レガシーでも強力。渦まく知識/Brainstorm思案/Ponderを筆頭に、精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorグリセルブランド/Griselbrand祖先の幻視/Ancestral Vision垣間見る自然/Glimpse of Natureなど、刺さる相手は多数存在する。Death & Taxesでは、ドロー呪文対応して霊気の薬瓶/AEther Vialから戦場に出すことも可能。

ルール

  • 思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought闇の腹心/Dark Confidantなどの、ライブラリーのカードを手札に加える効果には影響しない。
  • このターンすでにカードを引いているプレイヤーに、何らかの効果やルールがカードを引かせようとする場合、それは無視される。
  • このターン1枚もカードを引いていないプレイヤーに、何らかの効果が2枚以上のカードを引かせようとする場合、そのプレイヤーは1枚だけ引く。
    • 「カードをN枚引く」という処理は、ルール上「カードを1枚引く」という処理をN回行うものとして扱われる(CR:120.2)。よって厳密にはその最初の1回だけを処理し、残りを無視しているということになる。
  • プレイヤーがカードを引いた後、同一ターン中に迷宮の霊魂が戦場に出た場合、そのターンそのプレイヤーはカードを引くことができなくなる。
  • カードを引くことを置換する置換効果発掘など)との相互作用に注意。
    • 例1:このターンすでにカードを引いているプレイヤーがさらにカードを引こうとした場合、それを置換することはできない。迷宮の霊魂の能力により、置換するイベント自体がそもそも発生しないからである。
    • 例2:このターン1枚もカードを引いていないプレイヤーが、墓地に十分な発掘カードがある状態でグリセルブランドの能力により7枚のカードを引こうとした場合、まず1枚目のドローを発掘で置換するかどうかを選ぶ。置換したなら、2枚目のドローを置換するかどうかを選ぶことができる。以降も同様である。例えば4枚目のドローを置換しなかったなら、それにより1枚引き、5~7枚目のドローは無視される(引くことも置換することもできない)。

参考

MOBILE