部族

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要するに、クリーチャーではないカードにクリーチャー・タイプを持たせるために作られたカード・タイプである。例えば[[妖精の先触れ/Faerie Harbinger]]の[[CIP]][[能力]]は一見クリーチャー[[サーチ]]のようだが、必要ならばエンチャントである[[苦花/Bitterblossom]]や、[[インスタント]]である[[名も無き転置/Nameless Inversion]]もサーチできる。
 
要するに、クリーチャーではないカードにクリーチャー・タイプを持たせるために作られたカード・タイプである。例えば[[妖精の先触れ/Faerie Harbinger]]の[[CIP]][[能力]]は一見クリーチャー[[サーチ]]のようだが、必要ならばエンチャントである[[苦花/Bitterblossom]]や、[[インスタント]]である[[名も無き転置/Nameless Inversion]]もサーチできる。
  
[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/161 Scary Stories, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/002192/ 恐るべき物語 その1]において、このカード・タイプを今後使うつもりがないことが明言された(ただし同時に、必要があればその限りでないことも示唆された)。[[イニストラード]]において部族を用いることを検討したが、クリーチャー・タイプを参照するカードのほとんどはクリーチャーにしか影響しないので、[[ゲーム]]の幅を広げる役割が小さかったようだ。
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[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/161 Scary Stories, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/002192/ 恐るべき物語 その1]において、'''部族を今後使うつもりがないことが明言された'''(ただし同時に、必要があればその限りでないことも示唆された)。[[イニストラード]]において部族を用いることを検討したが、クリーチャー・タイプを参照するカードのほとんどはクリーチャーにしか影響しないので、文章が増えるだけで[[ゲーム]]の幅を広げる役割が小さかったようだ。
  
 
*日本語版のカードでは、部族と他のカード・タイプの間に「・」を打たず、連ねて表記している。
 
*日本語版のカードでは、部族と他のカード・タイプの間に「・」を打たず、連ねて表記している。

2013年9月23日 (月) 15:48時点における版

部族/Tribalは、カード・タイプの1つ。未来予知が初出。


Lignify / 木化 (1)(緑)
部族 エンチャント — ツリーフォーク(Treefolk) オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、基本のパワーとタフネスが0/4のツリーフォーク(Treefolk)であり、すべての能力を失う。


部族カードは必ず他のカード・タイプを併せ持ち、プレイ解決に際してはそのカード・タイプのルールに従う。すなわち、部族カードがパーマネントになるかどうかは、他方のカード・タイプがパーマネント・タイプであるかどうかによる。例えば部族エンチャントは、エンチャントと同様の手順で唱え、解決するとパーマネントとして戦場に出る

部族としてのサブタイプクリーチャーのサブタイプと共通であり、クリーチャー・タイプと呼ばれる。すべての部族カードは1つ以上のクリーチャー・タイプを持つ。

要するに、クリーチャーではないカードにクリーチャー・タイプを持たせるために作られたカード・タイプである。例えば妖精の先触れ/Faerie HarbingerCIP能力は一見クリーチャーサーチのようだが、必要ならばエンチャントである苦花/Bitterblossomや、インスタントである名も無き転置/Nameless Inversionもサーチできる。

Scary Stories, Part 1/恐るべき物語 その1において、部族を今後使うつもりがないことが明言された(ただし同時に、必要があればその限りでないことも示唆された)。イニストラードにおいて部族を用いることを検討したが、クリーチャー・タイプを参照するカードのほとんどはクリーチャーにしか影響しないので、文章が増えるだけでゲームの幅を広げる役割が小さかったようだ。

  • 日本語版のカードでは、部族と他のカード・タイプの間に「・」を打たず、連ねて表記している。
  • このカード・タイプの登場により未来予知でも登場したレベルスリヴァーなどのクリーチャー・タイプを参照するカードは、若干ルール文章が変更されている。過去のカードのオラクルも同様の変更を受ける。
  • 印刷されたものとしては、未来予知に1枚だけ収録された静寂の捕縛/Bound in Silenceが初。続くローウィン・ブロックでは、バリエーション豊かな部族カードが大量に追加された。エルドラージ覚醒でも4種類が登場。
  • 単に「部族カード」と言うと、「部族のカード・タイプを持つカード」なのか「クリーチャー・タイプを参照するカード(→部族カード)」なのか紛らわしいので注意。
  • 部族の炎/Tribal Flamesカード名に部族とあるが、部族カードではない。所有地カードである。
  • 「部族土地」と「部族プレインズウォーカー」はまだ登場していない。
    • 部族土地の案自体はローウィン開発時にあったものの、ミラディン・ブロックアーティファクト・土地のような影響力を持つことが懸念されたことなどから実現はしなかったという経緯がある。
    • 部族プレインズウォーカーが存在しないのは「プレインズウォーカー/Planeswalkerとして目覚めることで、元の世界とその世界を支配する法から解放され、その弱点に捕らわれることなく世界の利を学べる神話的存在になる」という背景設定の他、プレインズウォーカーの悪用を未然に防ぐためとされている。

該当クリーチャー・タイプ

エルドラージ覚醒
ローウィンモーニングタイド
モーニングタイド
未来予知

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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