陰影の忍び寄るもの/Umbra Stalker

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[[黒]]の大型[[彩色]][[クリーチャー]]。彩色では黒らしく、[[墓地]]に存在する[[カード]]の[[マナ・シンボル]]を参照する。
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[[黒]]の[[大型クリーチャー|大型]][[彩色]][[クリーチャー]]。彩色では黒らしく、[[墓地]][[カード]]の[[マナ・シンボル]]を参照する。
  
幸い、黒には[[ダブルシンボル]][[トリプルシンボル]]以上の[[色拘束]]がきつく(=黒マナ・シンボルの数が多く)、その分強力なカードが多いため、このクリーチャーを場に出せるようになるころには軽く10/10以上の巨大サイズが望めるだろう。
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幸い、黒には[[色拘束]]がきつく(=黒マナ・シンボルの数が多く)、その分強力なカードが多いため、適切な[[デッキ]]で使えば、このクリーチャーを[[戦場に出す|戦場に出せる]]ようなころには軽く10/10以上の巨大[[サイズ]]が望めるだろう。
  
黒であり、サイズが大きくなるためかなりの[[除去]]耐性を持つ。[[除去]]や[[手札破壊]][[呪文]]を連発し、必然的に墓地にカードが溜まる[[コントロール]][[デッキ]][[フィニッシャー]]に向いている、といいたいが、回避能力を何一つ持たない点がネック。気長に場を制圧するコントロールデッキならばそう気にならないかもしれないが、その[[重い|重さ]]もまた一つのネックである。回避能力がないことについては、除去呪文で道をこじ開ける、重い点は[[リアニメイト]]に頼る、などの対抗策を講じたい。
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黒であり、サイズが大きくなるため、[[恐怖/Terror]][[除去]]や[[火力]]に対してはかなりの[[除去耐性]]を持つ。除去や[[手札破壊]][[呪文]]を連発し、必然的に墓地にカードが溜まる[[コントロールデッキ]][[フィニッシャー]]に向いているが、[[回避能力]]を何一つ持たない点がネック。気長に局面を制圧するコントロールデッキならばそう気にならないかもしれないが、その[[重い|重さ]]もまた一つのネックである。回避能力がないことについては、除去呪文で道をこじ開けることで対処できるが、重い点は[[リアニメイト]]でさっさと呼び出すとサイズが小粒になるというジレンマがある。
*[[死を食うもの/Mortivore]]が性質上近いが、差異としては、「相手の墓地のカードを数えない」「1枚のカードで+1/+1以上が望める」「クリーチャー・カード以外も数える」「黒のカード以外を数えない」などがある。
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*[[銀枠]]が許せる環境なら、右側の[[B.F.M. (Big Furry Monster)]]1枚だけで15/15が達成できる。現時点で唯一黒の[[彩色]]を持つカードなので、わざわざ[[幻覚/Mind Bend]]などで色を変えなくてもよい。
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*[[アン・ゲーム]]なら、右側の[[B.F.M.(Big Furry Monster)]]1枚だけで15/15が達成できる。
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*この[[カード]]の原型は[[フィフス・ドーン]]のデザイン初期に考案されており、その時は[[マナ・コスト]]が(1)(黒)(黒)と破格の[[軽い|軽さ]]だった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/eventide-pool-2008-07-07 Eventide Pool]/[http://web.archive.org/web/20090209195449/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20080710/index.html イーブンタイド池(Internet Archive)]([[Making Magic]] [[2008年]]7月7日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
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*[[参照クリーチャー]]
 
*[[カード個別評価:イーブンタイド]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:イーブンタイド]] - [[レア]]

2022年12月23日 (金) 19:49時点における最新版

大型彩色クリーチャー。彩色では黒らしく、墓地カードマナ・シンボルを参照する。

幸い、黒には色拘束がきつく(=黒マナ・シンボルの数が多く)、その分強力なカードが多いため、適切なデッキで使えば、このクリーチャーを戦場に出せるようなころには軽く10/10以上の巨大サイズが望めるだろう。

黒であり、サイズが大きくなるため、恐怖/Terror除去火力に対してはかなりの除去耐性を持つ。除去や手札破壊呪文を連発し、必然的に墓地にカードが溜まるコントロールデッキフィニッシャーに向いているが、回避能力を何一つ持たない点がネック。気長に局面を制圧するコントロールデッキならばそう気にならないかもしれないが、その重さもまた一つのネックである。回避能力がないことについては、除去呪文で道をこじ開けることで対処できるが、重い点はリアニメイトでさっさと呼び出すとサイズが小粒になるというジレンマがある。

[編集] 脚注

  1. Eventide Pool/イーブンタイド池(Internet Archive)Making Magic 2008年7月7日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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