魅力的な執政官/Blazing Archon

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2010年2月13日 (土) 01:59時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
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Blazing Archon / 魅力的な執政官 (6)(白)(白)(白)
クリーチャー — 執政官(Archon)

飛行
クリーチャーはあなたを攻撃できない。

5/6

9マナにしてマハモティ・ジン/Mahamoti Djinnと同等とサイズ面では物足りないが、自分だけ攻撃されなくなるという恐るべき常在型能力を持つ。平和の番人/Peacekeeper風生まれの詩神/Windborn Museもびっくりのルール・ブレイカーである。

ただ、あまりに重いうえ除去耐性を持たないというのが難点である。さらに相手がの場合、これが出る頃には自分のライフ火力の射程圏内にある可能性も十分に考えられるため、過信は禁物。

リミテッドなら対応可能な除去も少ないので悪くないが、そもそもマナ基盤が厚くないと腐りやすい上、ラヴニカ:ギルドの都のリミテッドにはライブラリー破壊を勝ち手段の一選択肢として持つデッキも存在するのでやはり注意が必要。

フィニッシャーとしてのスペックは十分満たしているので、リアニメイトなどのマナ・コストを苦にしないデッキならば使いようはあるだろう。

  • イラストが結構人気である。
  • 執政官(Archon)という官職のようなクリーチャー・タイプを持った最初のクリーチャーである。ただし、実際にはArchonは官職ではない(→詳細は執政官を参照)。
    • このカードのイラストだけでは判別付かないが、Archonが飛行できるのは乗っている生き物が空を飛べるからである。

訳語

従来"Blazing"は「猛火の」「燃え立つ」といった訳が当てられてきたため、それらとかけ離れた訳ということで登場当時議論を呼んだ。

魅力的なものを"Blazing"と形容することはあるため、一応誤訳ではない。ただし、"Blazing"の原義はあくまで「燃えるような」であり、「カッコいい!」とか「素敵!」という意味で「燃えてる!」という言葉を使うに過ぎない。英語版の名付け親が「燃えるような魅力の執政官」という意味で名付けたのかどうかは(少なくとも一般の目からは)判断できないところである。

能力まで考慮した上で、魅力によって相手クリーチャーの攻撃を防ぐ(ミラージュまばゆい美貌/Dazzling Beautyのように)と解釈し、英語版のカード名に潜んでいたニュアンスを明るみに出した訳であるとする肯定的な見方もある。

訳者の意図としては「燃え立つ」から連想されるのイメージを嫌ったとのことだ。ただし、そのものずばり猛火/Blazeなんていうカードもあるくらいなので、英語版にない配慮を日本語版に持ち込むことが適当かどうかは意見が分かれるだろう。

参考

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