魔術遠眼鏡/Sorcerous Spyglass

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[[レガシー]]では[[ドラゴン・ストンピィ|赤単ストンピィ]]や[[エルドラージ (デッキ)#レガシー|エルドラージストンピィ]]など、[[2マナランド]]と虚空の杯を採用するデッキにて、真髄の針の代わりに採用されることが多い。単純に虚空の杯を回避するだけでなく、先攻1ターン目から展開して手札のフェッチランドを指定することで、早期のマナスクリューを狙いにいきやすいのも強み。
 
[[レガシー]]では[[ドラゴン・ストンピィ|赤単ストンピィ]]や[[エルドラージ (デッキ)#レガシー|エルドラージストンピィ]]など、[[2マナランド]]と虚空の杯を採用するデッキにて、真髄の針の代わりに採用されることが多い。単純に虚空の杯を回避するだけでなく、先攻1ターン目から展開して手札のフェッチランドを指定することで、早期のマナスクリューを狙いにいきやすいのも強み。
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[[リミテッド]]ではほぼプレインズウォーカー専用の[[サイドボード]]要員として利用されることがある。
  
 
*[[2018年]]5月10日付で[[ブロール]]において[[禁止カード]]に指定された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0030579/ ブロールの展望]/[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/future-brawl-2018-05-10 The Future of Brawl](News 2018年5月10日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。プレインズウォーカーを[[統率者]]として使える同[[フォーマット]]において、[[色拘束]]がなく2マナと[[軽い]]カードによってそれらが機能しなくなってしまうのは問題があると判断されたため。白の統率者でなければ使えず4マナの[[ギデオンの介入/Gideon's Intervention]]や、色拘束は無いが6マナと更に重い[[不滅の太陽/The Immortal Sun]]も潜在的な禁止カードとされたがそれらに比べても軽すぎるのも理由。
 
*[[2018年]]5月10日付で[[ブロール]]において[[禁止カード]]に指定された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/translated/0030579/ ブロールの展望]/[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/future-brawl-2018-05-10 The Future of Brawl](News 2018年5月10日 [[Gavin Verhey]]著)</ref>。プレインズウォーカーを[[統率者]]として使える同[[フォーマット]]において、[[色拘束]]がなく2マナと[[軽い]]カードによってそれらが機能しなくなってしまうのは問題があると判断されたため。白の統率者でなければ使えず4マナの[[ギデオンの介入/Gideon's Intervention]]や、色拘束は無いが6マナと更に重い[[不滅の太陽/The Immortal Sun]]も潜在的な禁止カードとされたがそれらに比べても軽すぎるのも理由。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*基本的な[[ルール]]については[[真髄の針/Pithing Needle#ルール|真髄の針/Pithing Needle]]を参照。特に[[両面カード]]は片面しか封じられないことや、[[宝物]]・[[トークン]]を指定できないことは[[リミテッド]]でも遭遇しやすいため憶えておきたい。
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*基本的な[[ルール]]については[[真髄の針/Pithing Needle#ルール|真髄の針/Pithing Needle]]を参照。特に[[両面カード]]は片面しか封じられないことや、[[宝物]]・[[トークン]]を指定できないことはリミテッドでも遭遇しやすいため憶えておきたい。
 
*指定する[[カード名]]は対戦相手の手札にあるカードである必要はない。
 
*指定する[[カード名]]は対戦相手の手札にあるカードである必要はない。
 
*1番目の[[能力]]は[[常在型能力]]であり、魔術遠眼鏡が[[戦場に出る]]際に[[スタック]]に乗らずに処理される。手札を見られる前に起動型能力([[サイクリング]]など)を使いたい場合は、[[唱える|唱え]]られた魔術遠眼鏡が[[解決]]する前に[[起動]]する必要がある。
 
*1番目の[[能力]]は[[常在型能力]]であり、魔術遠眼鏡が[[戦場に出る]]際に[[スタック]]に乗らずに処理される。手札を見られる前に起動型能力([[サイクリング]]など)を使いたい場合は、[[唱える|唱え]]られた魔術遠眼鏡が[[解決]]する前に[[起動]]する必要がある。

2019年12月27日 (金) 19:42時点における版


Sorcerous Spyglass / 魔術遠眼鏡 (2)
アーティファクト

魔術遠眼鏡が戦場に出るに際し、対戦相手1人の手札を見て、その後、カードの名前1つを選ぶ。
その選ばれた名前を持つ発生源の起動型能力は、それがマナ能力でないかぎり起動できない。


手札を確認しつつ1種類のカード起動型能力を封じるアーティファクト真髄の針/Pithing Needleの亜種。

真髄の針は特定のカードの起動型能力に頼り切ったデッキに対するサイドボードとして真価を発揮するカードだったが、このカードは対戦相手の手札を確認してから好きなカード名を指定できるため「空振り」が少ない。手札に見えたプレインズウォーカー機体装備品を封じれば事実上の手札破壊となり、アドバンテージ損なく相手の戦略を瓦解させることができる。モダン以下であれば手札のフェッチランドを指定してマナスクリューに追い込むような戦略も考えられる。

ただし前のめりなアグロなどマナ能力以外の起動型能力をほとんど使わないデッキもあるため、メインデッキに採用する場合は枚数を慎重に考える必要がある。

特定のカードの起動型能力を封殺する目的でサイドボードから投入する場合は、基本的には真髄の針に劣るが、このカードはX=1で置かれた虚空の杯/Chalice of the Voidを回避できるため、両方を散らして採用する価値がある。

レガシーでは赤単ストンピィエルドラージストンピィなど、2マナランドと虚空の杯を採用するデッキにて、真髄の針の代わりに採用されることが多い。単純に虚空の杯を回避するだけでなく、先攻1ターン目から展開して手札のフェッチランドを指定することで、早期のマナスクリューを狙いにいきやすいのも強み。

リミテッドではほぼプレインズウォーカー専用のサイドボード要員として利用されることがある。

ルール

脚注

  1. ブロールの展望/The Future of Brawl(News 2018年5月10日 Gavin Verhey著)

参考

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