0ターンキル

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#上記以外の[[カード]]を[[ゲームから取り除く|ゲームから取り除き]]、ゲーム開始時に洞窟をセット。
 
#上記以外の[[カード]]を[[ゲームから取り除く|ゲームから取り除き]]、ゲーム開始時に洞窟をセット。
 
#洞窟から([[青]])を出し、どちらかのSpirit Guideからもう1マナを供給。[[閃光/Flash]]をプレイ。
 
#洞窟から([[青]])を出し、どちらかのSpirit Guideからもう1マナを供給。[[閃光/Flash]]をプレイ。
#手札から[[変幻の大男/Protean Hulk]]が[[場]]に''出る''が、[[マナ・コスト]]が支払えないため[[生け贄に捧げられる>生け贄に捧げる]]。
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#手札から[[変幻の大男/Protean Hulk]]が[[場]]に''出る''が、[[マナ・コスト]]が支払えないため[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。
 
#[[変幻の大男/Protean Hulk]]の[[PIG]]が[[誘発]]、[[ライブラリー]]から[[大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault]]3~4体、[[X]]=0の[[ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder]]と[[変容する壁/Shifting Wall]]が最大4体ずつ場に出る。
 
#[[変幻の大男/Protean Hulk]]の[[PIG]]が[[誘発]]、[[ライブラリー]]から[[大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault]]3~4体、[[X]]=0の[[ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder]]と[[変容する壁/Shifting Wall]]が最大4体ずつ場に出る。
 
#大霊堂の信奉者の能力が大量に誘発し、対戦相手は30点前後の[[ライフ]]を[[失う]]。
 
#大霊堂の信奉者の能力が大量に誘発し、対戦相手は30点前後の[[ライフ]]を[[失う]]。

2008年3月5日 (水) 15:09時点における版

目次

0ターンキル(Turn Zero Kill)

ゲーム開始後、自分のターンが来る前に相手を倒すこと。 インスタント・タイミングで全ての作業を終わらせるため、言い換えれば先攻アップキープ・ステップ中に相手を倒す事である。 この定義から、自分が後攻でなくては成立しない。

自分のターンが始まった直後に相手から0ターンキルが仕掛けられて、それに対応してこちらからもやり返せば0ターンキルと言えるだろうか。

  • 0ターンキルが可能な手札である場合、例えば1ターンキルとすれば宝石の洞窟/Gemstone Caverns基本土地に置き換えても可能であり、タイミングの制限や戦闘不可ということもあって、一般に1ターンキルよりも0ターンキルの方が難しいと言える。

そもそも先攻アップキープ中に望むマナ、特に暗黒の儀式/Dark Ritualを擁するマナを出す方法が非常に限られるため、長らく存在しなかった概念である。 Elvish Spirit Guide4枚から召喚の調べ/Chord of Calling経由でクローサの旅人/Krosan Wayfarerブラッド・ペット/Blood Petなどを用いれば可能ではあるが、手札の数が不足するためそこで打ち止めであった。 しかし、時のらせんにおいて宝石の洞窟/Gemstone Cavernsが登場し、エターナル環境において理論上可能になった。 以下に挙げるのは宝石の洞窟/Gemstone Cavernsを使用した0ターンキルの例である。

魂の撃ち込み/Soul Spikeを使用した例

  1. 初手7枚中4枚が、宝石の洞窟/Gemstone Caverns暗黒の儀式/Dark Ritual納墓/Entomb浅すぎる墓穴/Shallow Grave。そして更に1枚が0マナで撃てる除去、(闇の旋動/Spinning Darkness不快な群れ/Sickening Shoalなど)。
  2. 上記以外のカードゲームから取り除き、ゲーム開始時に洞窟をセット。
  3. 洞窟から(黒)を出し、それを暗黒の儀式で(黒)(黒)(黒)に増やす。
  4. そのマナで納墓と浅すぎる墓穴をプレイし、ライブラリーアカデミーの学長/Academy Rectorを場に。
  5. 除去呪文で学長を破壊し、ライブラリーのヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainを場に。
  6. 取り引きの能力で魂の撃ち込み/Soul Spike×4、Elvish Spirit Guide回収/Reclaim、黒のカード10枚を引く。
  7. 魂の打ち込みを4回と、回収と取り引きの能力で手札に戻した魂の打ち込みを更にもう1回で、計20点ドレイン。

あくまで「理論上」であり、手札どころかライブラリーから適切なカードを引かなければ成功しない。 手札の情報だけで勝利が確定しないので、実際に試みるのはお勧めしない(初手が完成することもかなり無理な確率だが)。

その後、猿人の指導霊/Simian Spirit Guideの登場により、ラヴニカ・ブロック時のらせんブロック期のスタンダードでも一応可能になる。 更に2007年4月、閃光/FlashOracle改定により、ヴィンテージレガシーで現実的な確率の0ターンキルが行えるようになったようだ。

閃光/Flashを使用した例

  1. 初手7枚中に宝石の洞窟/Gemstone Caverns閃光/Flash、更にもう1マナ出せるカード(Elvish Spirit Guide猿人の指導霊/Simian Spirit Guide)、変幻の大男/Protean Hulkの4枚がある。クリーチャー部分を召喚士の契約/Summoner's Pactで補っても良い。
  2. 上記以外のカードゲームから取り除き、ゲーム開始時に洞窟をセット。
  3. 洞窟から()を出し、どちらかのSpirit Guideからもう1マナを供給。閃光/Flashをプレイ。
  4. 手札から変幻の大男/Protean Hulk出るが、マナ・コストが支払えないため生け贄に捧げられる
  5. 変幻の大男/Protean HulkPIG誘発ライブラリーから大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault3~4体、X=0のファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder変容する壁/Shifting Wallが最大4体ずつ場に出る。
  6. 大霊堂の信奉者の能力が大量に誘発し、対戦相手は30点前後のライフ失う

たった4枚でコンボが完成する上、コンボパーツを代用できるカードが存在するため、成功率はこれまでのものとは比較にならない。 1ターンキル率になると更に跳ね上がり、2〜3ターン目にはほぼ確実に決まってしまう。

  • 0ターンキルの確率は約3%、限界までマリガンすれば5%にまで上昇する。


参考

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