Ice Cauldron

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2013年8月27日 (火) 00:52時点におけるSk (トーク | 投稿記録)による版
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Ice Cauldron (4)
アーティファクト

(X),(T):あなたは、あなたの手札にある土地でないカードを1枚追放してもよい。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを唱えてもよい。Ice Cauldronの上に蓄積(charge)カウンターを1個置き、この起動コストとして支払ったマナのタイプと量を記録しておく。Ice Cauldronの上に蓄積カウンターが置かれていないときにのみ起動できる。
(T),Ice Cauldronから蓄積カウンターを1個取り除く:最後に記録されたマナのタイプと量を加える。このマナは、最後にIce Cauldronによって追放されたカードを唱えるためだけしか使えない。


長くて読むのも大変なルール文章だが、要はカードマナ・コストを2回に分けて支払うためのアーティファクト。1つ目の能力で使いたい呪文を決めて1回目支払い分のマナを貯める。2つ目の能力で貯めたマナを引き出し、2回目分のマナを上乗せして唱える

コスト重いカードを早い時期に使用できると考えると便利そうだが、これ自体のマナ・コストが(4)と重め。これを支払った上でかつ2ターンかかって使うほど価値のある大型呪文はアイスエイジ時代には存在しなかったし、環境もそれほど悠長ではなかった。

1つ目の「貯める」能力は、貯める呪文に関係なくインスタント・タイミングで使えるのがポイント。これを利用して対戦相手終了ステップにマナを貯めれば、自分のターンのメイン・フェイズソーサリーなどを唱える際には、あまり隙を作らずに済むという利点はある。

何度かのルール改定の影響を受け、現状のルール文章はかなり使いやすくなっている。アイスエイジ時代のルール文章はいろいろ問題があり、その面でも使いづらかった。

参考

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