Ice Cauldron

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2010年12月12日 (日) 15:10時点におけるGariu (トーク | 投稿記録)による版
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Ice Cauldron (4)
アーティファクト

(X),(T):あなたは、あなたの手札にある土地でないカードを1枚追放してもよい。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそのカードを唱えてもよい。Ice Cauldronの上に蓄積(charge)カウンターを1個置き、この起動コストとして支払ったマナのタイプと量を記録しておく。Ice Cauldronの上に蓄積カウンターが置かれていないときにのみ起動できる。
(T),Ice Cauldronから蓄積カウンターを1個取り除く:最後に記録されたマナのタイプと量を加える。このマナは、最後にIce Cauldronによって追放されたカードを唱えるためだけしか使えない。


長くて読むのも大変なテキストだが、要はカードマナ・コストを2回に分けて支払うためのアーティファクト。1つ目の能力で使いたい呪文を決めて1回目支払い分のマナを貯める。2つ目の能力で貯めたマナを引き出し、2回目分のマナを上乗せしてプレイ、という感じ。

コスト重いカードを早い時期に使用できると考えると便利そうだが、これ自体のマナ・コストが(4)。これを払った上でかつ2ターンかかって使うほど価値のある大型呪文はアイスエイジ時代には存在しなかったし、環境もそれほど悠長ではなかった。

1つ目の「貯める」能力は貯める呪文に関係なくインスタント・タイミングで使えるのがポイント。これを利用すれば対戦相手ターン終了時にマナを貯め、自分のターンのメイン・フェイズソーサリーを撃つ、ということもできる。

何度かのルール改定の影響を受け、現状のテキストはかなり使いやすくなっている。アイスエイジ時代のテキストはいろいろ問題があり、その面でも使いづらかった。

参考

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