Soldevi Golem

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マナ・コストと[[P/T]]が、当時『強すぎ』と評価されていた[[巨大戦車/Juggernaut]]と同じため、バランス調整版巨大戦車と考えられていた。
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マナ・コストと[[P/T]]が、当時「強すぎ」と評価されていた[[巨大戦車/Juggernaut]]と同じため、バランス調整版巨大戦車と考えられていた。
  
相手に『タップ状態のクリーチャー』が居ないとまったく役立たず。
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相手にタップ状態のクリーチャーがいないとまったく役立たず。アンタップできたとしても、結果的に相手にも[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]に使えるクリーチャーができるため、相手がよほど大切にしているクリーチャーでないかぎり、[[チャンプブロック]]で攻撃を防がれてしまい、単体では使いづらい。複数のクリーチャーと並ぶと、それなりに脅威ではあった。
アンタップできたとしても、結果的に相手にも[[ブロック]]に使えるクリーチャーが生まれるため、相手がよほど大切にしているクリーチャーでないかぎり、[[チャンプブロック]]されて以上…となるので、単体では使いづらい。
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複数のクリーチャーと並ぶと、それなりに脅威ではあった。
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==参考==
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*[[カード個別評価:アイスエイジブロック]]
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==ストーリー==
 
==ストーリー==
カチャ、カチャと金属音を鳴らす、[[オーガ]]サイズの[[ソルデヴ/Soldev|ソルデヴ]]製[[ゴーレム]]
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''Soldevi Golem''('''ソルデヴのゴーレム''')は、カチャ、カチャと金属音を鳴らす、[[オーガ]]サイズの[[ソルデヴ/Soldev|ソルデヴ]]製[[ゴーレム]]({{Gatherer|id=202569}})。
  
[[キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldor]]では、[[アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson#ストーリー|アーカム・ダグソン]]ら[[Soldevi Machinist|機械技師]]の部隊が実戦投入する。[[兄弟戦争]]時代の伝説の[[ヨーティアの兵/Yotian Soldier]]にもひけは取らないと機械技師たちは請け負うのだが、蒸気機関の熱で周囲の雪を溶かすものの、出来たぬかるみにはまってしまう。アーカムらは[[Arcum's Sleigh#ストーリー|ソリ]]を使ってゴーレムを運び問題を解決する。双方のカードの特性を活かしたシーンである。
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[[キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldor]]では、[[アーカム・ダグスン/Arcum Dagsson]]ら[[Soldevi Machinist|機械魔術師]]の部隊が実戦投入する。[[兄弟戦争/Brothers' War]]時代の伝説の[[ヨーティアの兵/Yotian Soldier]]にもひけは取らないと機械魔術師たちは請け負うのだが、蒸気機関の熱で周囲の雪を溶かすものの、出来たぬかるみにはまってしまう。アーカムらは[[Arcum's Sleigh#ストーリー|ソリ]]を使ってゴーレムを運び問題を解決する。双方のカードの特性を活かしたシーンである。
  
[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald|ストロームガルドの暗殺者]]には、腕に鉄球を装備したゴーレムを所有する者もいる。これは戦場跡から回収または機械技師から盗まれたソルデヴ製ゴーレムと思われる。
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[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald|ストロームガルドの暗殺者]]には、腕に鉄球を装備したゴーレムを所有する者もいる。これは戦場跡から回収または機械魔術師から盗まれたソルデヴ製ゴーレムと思われる。
  
===参考===
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===登場作品===
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*The Mirror of Yesterday ([[The Colors of Magic]]の短編)
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*[[The Eternal Ice]] (小説)
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==参考==
 
*[[アイスエイジ]]
 
*[[アイスエイジ]]
 
*[[ソルデヴ/Soldev]]
 
*[[ソルデヴ/Soldev]]
*[[アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson#ストーリー|アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson]]
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*[[アーカム・ダグスン/Arcum Dagsson]]
*The Mirror of Yesterday([[The Colors of Magic]]の短編)
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*[[The Eternal Ice]](小説)
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*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
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*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
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*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:Masters Edition 4]] - [[アンコモン]]
  
 
[[Category:アイスエイジの再録禁止カード]]
 
[[Category:アイスエイジの再録禁止カード]]

2022年9月2日 (金) 00:19時点における最新版


Soldevi Golem (4)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

Soldevi Golemはあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人がコントロールするタップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それをアンタップしてもよい。そうした場合、Soldevi Golemをアンタップする。

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頭でっかちアーティファクト・クリーチャー。アーティファクト・クリーチャーとしては、マナ・コストの割に破格のパワーを持っているが、対戦相手タップ状態のクリーチャー1体をアンタップさせないとこれもアンタップしない、というデメリットを持つ。

マナ・コストとP/Tが、当時「強すぎ」と評価されていた巨大戦車/Juggernautと同じため、バランス調整版巨大戦車と考えられていた。

相手にタップ状態のクリーチャーがいないとまったく役立たず。アンタップできたとしても、結果的に相手にもブロックに使えるクリーチャーができるため、相手がよほど大切にしているクリーチャーでないかぎり、チャンプブロックで攻撃を防がれてしまい、単体では使いづらい。複数のクリーチャーと並ぶと、それなりに脅威ではあった。

[編集] ストーリー

Soldevi Golemソルデヴのゴーレム)は、カチャ、カチャと金属音を鳴らす、オーガサイズのソルデヴゴーレムイラスト)。

キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorでは、アーカム・ダグスン/Arcum Dagsson機械魔術師の部隊が実戦投入する。兄弟戦争/Brothers' War時代の伝説のヨーティアの兵/Yotian Soldierにもひけは取らないと機械魔術師たちは請け負うのだが、蒸気機関の熱で周囲の雪を溶かすものの、出来たぬかるみにはまってしまう。アーカムらはソリを使ってゴーレムを運び問題を解決する。双方のカードの特性を活かしたシーンである。

ストロームガルドの暗殺者には、腕に鉄球を装備したゴーレムを所有する者もいる。これは戦場跡から回収または機械魔術師から盗まれたソルデヴ製ゴーレムと思われる。

[編集] 登場作品

[編集] 参考

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