うろつく蛇豹/Prowling Serpopard

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Prowling Serpopard / うろつく蛇豹 (1)(緑)(緑)
クリーチャー — 猫(Cat) 蛇(Snake)

この呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールするクリーチャー呪文は打ち消されない。

4/3

ガイアの伝令/Gaea's Heraldの系統である、クリーチャー呪文への打ち消し対策能力内蔵した。また、これ自身も打ち消されない

ガイアの伝令に比べてマナ・コスト色拘束ともに1つずつ重くなったが、見返りとして二回り以上サイズが大きくなり、能力の範囲に対戦相手の呪文を含まず、自身も打ち消し耐性を獲得するなど、登場時のカードパワー事情に合わせて飛躍的な性能向上を遂げている。ただし、呪禁などを持たず、蓄霊稲妻/Harnessed Lightningのような通常火力の撃墜範囲内である事から、打ち消し以外の除去耐性はガイアの伝令と大差ない点に注意したい。

3マナ4/3と、クロックとして十分戦力になるサイズだが、相手によってはマナレシオがいいだけの実質バニラであり、通電の喧嘩屋/Voltaic Brawlerのようにより効率的なアタッカー残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer不屈の追跡者/Tireless Trackerのように継続的なアドバンテージ源となれるクリーチャーなど、近辺のマナ域と比較すると単純な採用の決め手には欠ける。その意味で、やはり打ち消しを多用するコントロール相手にこそ本領を発揮できるカードと言える。登場時点のコントロールは一部を除いて全体的に衰退傾向にあったが、アモンケット本質の散乱/Essence Scatter検閲/Censorといった優秀な打ち消し呪文が収録された事で復調の兆しが見えるのはこのカードにとっても追い風である。

スタンダードでは赤緑黒緑緑白など緑系のビートダウンデッキで、サイドボードに2枚程度採用される事がある。

  • 訓練されたアーモドン/Trained Armodon上位互換。サイズで上回るものはこれが初である。
  • 「Serpopard」は「Serpent」(蛇)と「Leopard」(豹)の合成語。もともとは古代エジプトやメソポタミアの美術品に登場する「首がものすごく長いネコ科動物」に後世の人がつけた名前である(Wikipedia:Serpopard)。実際には豹ではなく雌のライオンがモデルと考えられている。
    • イラストでは、縞模様のついた蛇の胴体に、舌の長い豹の頭、手足、そして尻尾の付属した、どちらにも取れるような生物として描かれており、名前以外はほとんど別物である。

[編集] 参考

MOBILE