エルフの補給者/Elvish Refueler
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クリーチャー — エルフ(Elf) ドルイド(Druid)
あなたのターンの間、このターンにあなたが消尽能力を起動していないかぎり、あなたは消尽能力をまだ起動していないかのように起動してもよい。
消尽 ― (1)(緑):このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。(消尽能力はそれぞれ1回しか起動できない。)
あなたのターンの間、消尽能力をまだ起動していないかのように起動することができるエルフ・ドルイド。
既に1回起動してしまった消尽能力を再起動できるようになる。自身も消尽能力を持つため、他に消尽能力を持つカードが無い場合でも毎ターン+1/+1カウンターで強化していくことができる。
リミテッドでは強力なアンコモン。同じ緑のコモンである突進する小走り足/Stampeding Scurryfootと組めば一方的に戦場を埋め尽くすことができ、マナさえ工面できれば砂丘の危険/Hazard of the Dunesを10/10トランプルやそれ以上に育てることもできる。こういった簡易コンボの相方がコモンにいることもさることながら、単独でも2マナごとにサイズアップできるクリーチャーとして対処を要求できる点が強力。消尽のアーキタイプを割り当てられた青緑ではさらに強く運用でき、レインジャーズの霊気蜂巣/Rangers' Aetherhiveやレインジャーズの給油機/Rangers' Refuelerなどの消尽でアドバンテージを生む能力を2マナで繰り返し利用したり、コモンの機敏な海賊/Keen Buccaneerでルーティングとサイズアップを繰り返したりとすさまじい性能を発揮する。単体でもある程度完結した性能でありながらコモンのクリーチャーと組むだけで爆発力を発揮する点・同じ緑のコモンにも一定数の相方がいる点が非常に優秀であり、緑を組むならほぼためらいなくピックできる1枚。
- 実装直後のMTGアリーナでは、対戦相手もあなた(=補給者のコントローラー)のターン中に消尽能力を再起動できてしまい、さらに自分の再起動権が失われてしまうというバグが発生していた。現在は2025年2月19日のアップデートにより修正されている[1]。
[編集] ルール
テキストが分かりにくいが、「あなたのターンで最初に起動する消尽能力であるなら、すでに使ったことのある消尽能力でも起動できる」という能力である。単に消尽能力の回数を「+1」する能力では無いので注意。
- たとえまだ起動した事が無い消尽能力を起動したとしても「消尽能力を起動した」ものとして能力の条件は失われるし、その時起動した消尽能力は「使用済み」になる。
- 起動の手順を開始した時点で条件は失われる。消尽能力の起動を開始したなら、その起動の手順に置いて開拓者、おたから/Loot, the Pathfinderの使用済みの消尽マナ能力を起動することは出来ない。
- エルフの補給者が戦場に存在するようになってからではなく、ゲームの状況を見る。あなたが消尽能力を起動したターンにエルフの補給者が戦場に出たら、あなたは消尽能力をまだ起動していないかのように起動することは出来ない。
- あなたが複数のエルフの補給者をコントロールしていても、消尽能力を起動することですべてのエルフの補給者の能力の条件が失われる。
[編集] 脚注
- ↑ Patch Notes - 2025.45.10(MTGアリーナ Patch Notes)