エレンダ/Elenda

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エレンダ/Elendaイクサラン・ブロック初出のキャラクター。カードとしては薄暮薔薇、エレンダ/Elenda, the Dusk Roseが初出。

目次

[編集] 解説

イクサラン/Ixalan吸血鬼/Vampire。女性(イラスト)。薄暮の軍団/The Legion of Duskの始祖として伝えられる伝説の存在。The Art of Magic: the Gathering Ixalanによれば2つ名はElenda of Garrano。

伝説では9フィート(約270cm)の体躯であったと伝えられるが、実際に会ったファートリによればファートリ自身よりやや低いほどの平均的な上背。

[編集] 経歴

[編集] 伝説

はるか昔、トレゾン/Torrezon不滅の太陽/The Immortal Sunを守護していた修道院の最後の生き残りであり、不滅の太陽がペドロン/Pedron、そして翼ある獣/The winged beastによって西に奪われるのを追い、西へ向かったとされる。その後トレゾンが三国に分かたれ三百年の戦乱が続いた後、劣勢に陥ったトレゾンの教会の軍勢の前に一人の見知らぬ女性が姿を現す。波打つ黒い煙に包まれたその女性は、馬を駆って敵軍に突撃し、行く先のすべてを殺戮した。その女性は告げた――自分はエレンダであり、数百年に及ぶ不滅の太陽の捜索から帰還したのだと。そのあまりに突飛な主張は君主と司教にとって信じがたいものであったが、彼女は責務を全うするために吸血の祝福を受けたことを告白した。司教は、エレンダの変質を無私の自己犠牲であると解釈した。すぐにトレゾンの貴族の多くがその変質の儀式を受け、それは教会により救済の儀式/The Rite of Redemptionとして知られるようになった。その後エレンダは再び不滅の太陽を見つけるために西の黄金郷へ旅立ったとされる。

[編集] イクサランの相克

歴史の真実は、彼女の目的はペドロンのような暴君から不滅の太陽を守ることであり、吸血鬼の力を以てしても慎みと救済への道を求めることであった。オラーズカ/Orazcaで不滅の太陽が強固に守られていることを知ったエレンダは、同胞たちを待ち眠りについた。

目覚め始めたオラーズカを目指すファートリ/Huatliアングラス/Angrathは、オラーズカと共に覚醒したエレンダと遭遇する。ファートリの口から薄暮の軍団が彼女が伝えた責務を忘れ侵略者となってしまったことを知ったエレンダは、それを正すことを目的とし姿を消す。その後、四勢力が集まる中で不滅の太陽が消失してしまった場に現れ、不滅の太陽の消失に青き獣が関わっていることを確認すると不滅の太陽は良き目的のために失われたと判断した。ファートリのこの大陸をそっとしておいて欲しいという嘆願を受け、エレンダはマーブレン・フェイン/Mavren Feinヴォーナ/Vonaを伴い去っていった。

薄暮の軍団が勝利した場合のエンディングでも、オラーズカに固執するヴォーナを置いて大陸から去っていく。

[編集] 基本セット2021

薄暮薔薇の棘、ヴィト/Vito, Thorn of the Dusk Roseのストーリーでは、トレゾンへ帰還したエレンダに対し反逆する吸血鬼たちがいることが示唆されている。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

イクサラン
秘儀司祭の杯/Hierophant's Chalice

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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