オリヴィアの真夜中の待ち伏せ/Olivia's Midnight Ambush

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Olivia's Midnight Ambush / オリヴィアの真夜中の待ち伏せ (1)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-2/-2の修整を受ける。夜であるなら、代わりに、ターン終了時まで、そのクリーチャーは-13/-13の修整を受ける。


普段は1マナ重い見栄え損ない/Disfigureだが、唱える修整値が6倍以上に増えるマイナス修整除去

-13/-13されて生きているクリーチャーはごく少数なので、夜ならほぼ確定除去として扱える。コントロール寄りのデッキならば自分のターン呪文を唱えないことも多いため、夜にするのもそこまで難しくはないだろう。

ただしには日暮を持つカードがあまり多くなく、コモン不審な旅行者/Shady Travelerのみ、アンコモンを含めても破滅刃の悪漢/Baneblade Scoundrelが増える程度。リミテッドで狙う場合は狼男なども混ぜ、積極的に夜にしていく手段が欲しい。あるいはタフネスが高くなりやすい夜明面への軽い対策カードという見方もでき、また-2/-2修整も有用なため自力で夜を狙えなくとも採用価値は十分にある。

構築では日暮を積極的に用いた構成にしたいところ。そうでないなら、サイズを無視できる汎用除去として冥府の掌握/Infernal Graspも存在する(そちらは破壊不能には無力でライフを失うペナルティはあるが)。

[編集] ストーリー

イニストラード:真夜中の狩り注目のストーリーの1枚。

イニストラード/Innistradの昼夜の平衡を取り戻す儀式は、思わぬ乱入者により中断を余儀なくされた。オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenだ。アーリン/Arlinnはオリヴィアから月銀の鍵/Moonsilver Keyを守り、だがオリヴィアはカティルダ/Katildaを抱えて空へ浮かび上がり、横暴にも鍵との交換を提案した(イラスト)。いずれにせよカティルダがいなければ儀式は再開できない――アーリンは逡巡の末、オリヴィアに鍵を投げ渡し、オリヴィアはそのお返しに、カティルダを吸血鬼/Vampireの全力をもって投げ下ろした。アーリンはカティルダを受け止めたがその骨は砕け、オリヴィアは鍵とともに去っていった[1]

「あと少しで儀式が完成するところだったのね、あなた。失礼な事をしたわ。お詫びに、私の結婚式へ招待するわ。」

[編集] 脚注

  1. Episode 5: Night Closes 'Round/メインストーリー第5話:夜来たる(Magic Story 2021年9月29日 K. Arsenault Rivera著)

[編集] 参考

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