ブレイヤの見習い/Breya's Apprentice
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エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaperの見習い。飛行機械を引き連れ、アーティファクトを生け贄に起動するタップ能力で衝動的ドローかパワー強化を行える。
様々なコストが軽くなった小型版という風だが、ボード・コントロールに秀でていたあちらに対しこちらはマナ要らずのタップ能力で手札補充を行うので、実はラト=ナムの賢人/Sage of Lat-Namの赤い強化版である。自身もアーティファクトなので、召喚酔いが解けた後ならこれ1枚から衝動的ドロー2枚に変換可能な、赤らしからぬ堅実アドバンテージカード。闇住まいの神託者/Dark-Dweller Oracleと違って使用期限が次のターンなので、除去に対応して生け贄にしても無駄になりやすい弱点が克服されている。リミテッドでは自前の飛行機械への接合移し替えがマナ要らずで自在に利くパンプアップ能力も見た目によらず高い打点を見せる。
モダンでは単独のカードパワーが若干寂しい器用貧乏さなため、電結親和や軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forcesなどのようなサブタイプシナジーを利用するカードとの併用が前提となる。
- エスパー/Esper人でありながら赤単色という師に輪をかけて奇抜な存在。ブレイヤの製造したジャンド/Jund由来のエーテリウム/Etheriumを組み込まれているからだろうか。
- また師匠やアラーラの断片ブロックに収録された他のエスパー人と異なり、飛行機械が青ではなく無色である点でも奇抜である。同セットのエーテリウムの紡ぎ手/Etherium Spinnerにも同じことが言える。
- モダンホライゾン2で同居している博覧会場の巡回員/Fairgrounds Patrolと逆刺の針/Barbed Spikeは無色の飛行機械が主流であるカラデシュ/Kaladeshのカードであり、そちらに合わせる形でトークンが無色にされたものと思われる。