マイティ・クイン
提供:MTG Wiki
マイティ・クイン(The Mighty Quinn/Quinn the Eskimo)は、レガシーに存在する白単色のコントロールデッキ。
[編集] 概要
氷雪土地
(T):(◇)を加える。
(1)(氷),(T):あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。そのカードが氷雪であるなら、あなたはそれを公開してあなたの手札に加えてもよい。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払うことができる。)
インスタント
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開し、その後ライブラリーを切り直してそのカードを一番上に置く。
このデッキの特徴は悟りの教示者/Enlightened Tutorによるシルバーバレットで、状況に応じてMoatやルーンの光輪/Runed Haloなどの防御手段や等時の王笏/Isochron Scepterなどのユーティリティ、さらに絵描きの召使い/Painter's Servant+丸砥石/Grindstone(ペインター・グラインドストーンも参照)などのエンドカードをサーチする。
ソーサリーやインスタントは白コントロール定番の神の怒り/Wrath of Godや剣を鍬に/Swords to Plowsharesなどの除去や、オアリムの詠唱/Orim's Chantと中断/Abeyanceといった妨害手段が用いられる。
エンドカードは上記の絵描きの召使い+丸砥石をはじめ、伝統的なデッキ圧縮兼死なないフィニッシャーである永遠のドラゴン/Eternal Dragon、通常のカウンターをされず謙虚/Humilityの影響を受けにくい正義の命令/Decree of Justiceなどが用いられる。
また、平地/Plainsは冠雪の平地/Snow-Covered Plainsに換え、占術の岩床/Scrying Sheetsと師範の占い独楽/Sensei's Divining Topによってアドバンテージを獲得する氷雪コントロールタイプが多い。
さらに黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneや遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errantの登場により、デッキの幅が広がっているようだ。
- レガシーにおけるこのデッキタイプの選択は、デュアルランドが蔓延し、その対策も幅を利かせていることから、あえて単色デッキにすることが狙いであるといえる。だが、突然の衰微/Abrupt Decayが環境にあり、軽量なエンチャントやアーティファクトが狙われやすくなっているため若干向い風気味である。
- 師範の占い独楽/Sensei's Divining Topが2017年4月24日より禁止カードに指定されたため、従来の形ではデッキとして成立しなくなった。
[編集] サンプルレシピ
The Mighty Quinn [1] | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
- 等時の王笏/Isochron Scepter+オアリムの詠唱/Orim's Chant(または中断/Abeyance)のセプターチャントロックが組み込まれている。