夜のとばり/Blanket of Night
提供:MTG Wiki
血染めの月/Blood Moonの「土地タイプの上書き」とは違い、他の土地タイプや能力を失わせることはできない(CR:305.7)ので、相手の土地を妨害する使い方はできない。 また、自分の土地すべてから黒マナを出せるようになる点から土地事故防止になることはなるが、ダブルシンボルであるこのカードを置けるということは黒マナが複数出せる状況であるわけで、さほど重要な効果ではないだろう。
よって「土地が沼であること」そのものから恩恵を得られるカードとのコンボが前提となるだろう。具体的には、堕落/Corrupt系の沼の数を参照する呪文の威力の向上や、相手が沼をコントロールしていると有利になる能力持ち(沼渡りなど)との併用である。一気に全部の土地を沼とする点では、前者の系統に強みが出てくるだろう。ただし、自分の土地も沼になってしまうので「因果応報/Karmaと組み合わせて相手にダメージ」といったギミックは自爆の危険があるので気をつけたい。
- 夜のとばり+コーマスの鐘/Kormus Bell+なんらかの射撃系能力の組み合わせで、相手の土地を破壊していくギミックが知られている。
- 生命の根/Roots of Lifeと組み合わせることで、対戦相手の土地のタップを躊躇わせることができる。さらに時の砂/Sands of Timeと組み合わせれば、確実かつ継続的にライフを得ることができる。
- 土地タイプを複数持たせることが出来る最初のカード。サブタイプ変更や文章変更効果が得意な青ですらこのようなカードは存在しなかったので、まさに特例中の特例と言える。
- 長い間、このような能力を持つ唯一のカードであったが、次元の混乱でこれと同じ能力を持つ土地のヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothが加わった。
- その後、ローウィンで水大工の意思/Aquitect's Will、シャドウムーアで虹色の前兆/Prismatic Omen、基本セット2011では嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathanが登場している。