姥の仮面/Uba Mask
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アーティファクト
プレイヤー1人がカードを引くなら、代わりにそのプレイヤーはそのカードを表向きに追放する。
各プレイヤーは、このターンに自分が姥の仮面によって追放されたカードの中から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
WHISPERのテキストには誤りがあります。「自分が姥の仮面によって追放されたカード」は「自分が姥の仮面によって追放したカード」と読み替えてください。
引こうとするカードを追放してしまうアーティファクト。引くはずだったカードは、そのターンにしかプレイできず、次のターンに持ち越すことができなくなる。後の用語を使うなら、ドローを衝動的ドローに置換する能力と言える。
普通に使うと手札をため込むパーミッションなどとの相性が悪く、逆に手札を頻繁に使うクリーチャーデッキとの相性が良い。単純に使っても数の上ではカード・アドバンテージが取れないため、リミテッドやスタンダードでの活躍は今一つだった。
一方、エターナルでは様々な悪用法がある。まず1つは、ゴブリンの溶接工/Goblin Welderを使うことである。後述の通り、これの能力で追放したカードはこれが戦場になければプレイできないため、対戦相手のドローが置換されてから他のアーティファクトと入れ替えることで、追放したカードをインスタント以外利用不可にするソフトロックを掛けることができる。もう1つはBazaar of Baghdadや森の知恵/Sylvan Libraryとの併用で、毎ターン3枚もカードを引いたのと同じことになり、恐るべきアドバンテージを得ることが可能。特にMishra's Workshopや修繕/Tinkerを利用できるヴィンテージでは4マナの重さを補いやすく、スタックスにこれらのシナジーを導入したUba Staxと呼ばれるデッキが存在する。
[編集] ルール
- 元から手札にあるカードに関しては、プレイに関する制限は無い。
- 追放能力と「プレイできる」能力は別のものであるため、追放したカードはそれを追放した姥の仮面が戦場にないとプレイできない。
- カードのプレイ、つまり土地としてプレイするか呪文として唱えることのみを許可する。サイクリングや変成などといった能力の起動、待機や予顕などといった特別な処理はできない。
- 追放されプレイされなかったカードは墓地に置かれず追放されたままとなる。