巨大化した害獣/Overgrown Pest
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機械兵団の進軍のドラフト・ブースターには両面カードの確定スロットがバトル・非バトルの2枠存在しており[1]、リミテッドでも両面カードが自然とデッキに入りやすい。土地も濾過できるのでマナスクリューを防止できるほか、ある程度の色事故防止にも繋がるのでデッキの多色化にも貢献できる。こうした点から、機械兵団の進軍のリミテッド環境に噛み合った性能のカードと言える。
同セットの緑の3マナコモンには、同じく多色化をサポートできる荒廃した芽ぐみ/Blighted Burgeoningが存在する。あちらは1枚で複数色のマナを出せるほか前兆の追跡者/Portent Trackerと絡めたマナ加速の爆発力で優れている。一方こちらは土地以外も濾過できるのでマナフラッド時でも役に立ちやすい。総合的に見て、より多色に、よりランプに特化したデッキなら芽ぐみが、ミッドレンジ気味なデッキならば害獣が向いていると言えるか。
- パイルリーへの侵攻/Invasion of Pyruleaと共に、両面カードであることを参照する初のカード。
- その形態(イラスト)から、ウィザーブルーム大学/Witherbloom Collegeで飼われている害獣/Pestが巨大化したものと伺える。
[編集] 脚注
- ↑ Collecting March of the Machine/『機械兵団の進軍』をコレクションする(Daily MTG 2023年3月29日)
- ↑ March of the Machine Update Bulletin/『機械兵団の進軍』更新速報(Daily MTG 2023年4月19日 Eliana Rabinowitz、Jess Dunks著)