敵意の誓約/Vow of Malice
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Vow of Malice / 敵意の誓約 (2)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは+2/+2の修整を受けるとともに威嚇を持ち、あなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃できない。(威嚇を持つクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかそれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)
+2/+2修整と回避能力によって、対戦相手とデッキカラーが異なる場合にはかなりの戦闘ダメージを見込める。特に統率者戦では、統率者につけてクロックを刻み、統率者ダメージを21点稼いで勝つのに有用。しかしその場合、統率者はデッキ編成幅を広くする都合上多色のクリーチャーが優先される傾向がある点はやや噛み合っていない点に注意。
また対戦相手のクリーチャーにつけることで擬似除去としても機能する。その際には、威嚇は攻撃時にしか機能しない能力なので、ブロッカーを強化してしまうリスクがサイクルの他のカードに比べると低いのは利点。とはいえど、単体除去がお家芸である黒がわざわざこの種の擬似除去を使う必要は薄い。2人対戦時の攻撃制限というより、多人数戦時に「攻撃の矛先を他のプレイヤーに逸らす」ものとして考えるべきか。
- 初の威嚇を与えるオーラ。
- 威嚇の前身である畏怖の頃からそうであったが、これらのキーワード能力を与えるオーラは意外と少ない。しかもこれだけ高いP/T修整までつくものは初である。
- 他の誓約サイクルは統率者レジェンズに再録されたのだが、威嚇が威迫になったように[1]苦悩の誓約/Vow of Tormentに取って代わられてしまった。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
統率者の誓約サイクル。エンチャントしたクリーチャーにP/T修整と特定のキーワード能力を与え、同時にあなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃できなくするオーラ。いずれもシングルシンボルの3マナ。稀少度はアンコモン。
- 義務の誓約/Vow of Duty(警戒)
- 飛行の誓約/Vow of Flight(飛行)
- 敵意の誓約/Vow of Malice(威嚇)
- 稲妻の誓約/Vow of Lightning(先制攻撃)
- 野生の誓約/Vow of Wildness(トランプル)