珠眼の寺守り/Jugan Defends the Temple

提供：MTG Wiki

エンチャントからクリーチャー・エンチャントに変身する両面カード。第1面は昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Starが父醍樹の寺院を守った逸話を描いた英雄譚。第2面は珠眼の似姿であるドラゴン・スピリット。

I－

ラノワールのエルフ/Llanowar Elves相当の人間・モンク・クリーチャー・トークンを生成。

3マナであることを考慮すると、マナスクリュー受けには微妙だがとりあえずマナクリーチャーを設置できるのは嬉しい。

変身後のクリーチャー・エンチャントはマナがあるほど効果を発揮するため、下準備にも役立つ。

II－

クリーチャー2体の強化。改善条件を満たしつつ戦線を補強できる。やはり変身後と相性が良い。

III－

2/2飛行のドラゴン・スピリットに変身。更に議事会の合唱者/Chorus of the Conclaveに似た誘発型能力を持つ。

あちらと違い追加コストではなく、戦場に出た時に誘発するため、トークンやリアニメイトで出たクリーチャーも強化できる。

更に打ち消された場合は余計なマナを支払う必要は無いと、かなり上方修正されている。

改善されたクリーチャーを5体以上コントロールしていると素が7/7になりトランプルまでつき、自身がフィニッシャーを務められる。

緑としては珍しく変身後はフライヤーとしてなかなか高性能で、変身前後を通じてひたすら盤面を補強する性質を持つ。マナ基盤を支えるシステムクリーチャーすらあっという間にファッティに変貌させ、終盤に引いてきても無駄にしない点がありがたい。全体的にランプ寄りのビートダウンに合致するタイプの英雄譚。

神話レア故、なかなか見ることは無いだろうが除去の少ないリミテッドでは文句無しのエンドカード。出た瞬間の隙にだけは注意。

• 生成する人間・モンク・トークンは、同セットの入念な栽培/Careful Cultivationのものと共通。
  • 人間のサブタイプを持つトークンはこれまでは毎年たびたび出てきていたが、この後は1年半後のエルドレインの森での復活まで本流のセットではしばらく間を空けることとなる。

[編集] 参考

• 龍の盾(Internet Archive) （神河物語ストーリー 2004年10月13日 Jay Moldenhauer-Salazar著）
• The Tokens of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河：輝ける世界』のトークン(Daily MTG 2022年2月10日)
• X
• カード個別評価：神河：輝ける世界 - 神話レア