時空からの退去/Out of Time
提供:MTG Wiki
Out of Time / 時空からの退去 (1)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
時空からの退去が戦場に出たとき、すべてのクリーチャーをアンタップし、その後、時空からの退去が戦場を離れるまで、それらのクリーチャーをフェイズ・アウトさせる。時空からの退去の上に、これによりフェイズ・アウトしたクリーチャーの数に等しい数の時間(time)カウンターを置く。
消失(あなたのアップキープの開始時に、このエンチャントの上から時間カウンター1個を取り除く。最後の1個を取り除いたとき、これを生け贄に捧げる。)
戦場のクリーチャーを一時的にフェイズ・アウトさせるエンチャント。消失を持ち、フェイズ・アウト期間は退去させたクリーチャー数に比例する。
土牢/Oublietteと同じく持続的なフェイズ・アウト効果を使った除去。全体に効果がある代わりに、あくまで時間稼ぎといった形になる。こちらもブロッカーを展開しておけば持続時間が伸び、かつフェイズ・インした後も戦線を継続できる。通常ならこちらのターンに全員戻ってくるので、そこでまとめて全体除去というような戦略もとれるだろう。効果が大振りな分、時空からの退去を除去され想定外のタイミングでクリーチャーが戻ってきたときのリスクが大きいのでエンチャント除去が可能な相手には注意が必要。
多人数戦の場合、時空からの退去の破壊以外では帰ってこないほどの時間カウンターを置く機会も多いだろう。統率者対策としても有効で、後述のクリーチャー化とのコンボで永久除去することもできる。
- ルールについてはフェイズ・アウトも参照。
- 時空からの退去によってフェイズ・アウトしたクリーチャーは、そのコントローラーのアンタップ・ステップにフェイズ・インしない。それは時空からの退去が戦場を離れた直後にフェイズ・インする。
- 能力の解決前に時空からの退去が戦場を離れた場合、すべてのクリーチャーをアンタップさせるのみとなる。
- 能力の解決時にオパール色の輝き/Opalescenceなどで時空からの退去がクリーチャー化していると奇妙なことになる。時空からの退去も自身の能力によってフェイズ・アウトするが、これは戦場を離れるイベントではないのでクリーチャーは戻ってこない。そして消失も機能しなくなるので時空からの退去自身を含めたクリーチャーは(時空の満ち干/Time and Tideを使わない限り)永久にフェイズ・インできなくなってしまう。
- 通常の英語で"out of time"と言ったら「時間切れになる」「時季外れの」の意味。