毒吐きディロフォサウルス/Spitting Dilophosaurus
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クリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
毒吐きディロフォサウルスが戦場に出るか攻撃するたび、クリーチャー最大1体を対象とする。それの上に-1/-1カウンター1個を置く。
対戦相手がコントロールしていて-1/-1カウンターが置かれているクリーチャーではブロックできない。
映画シリーズ「ジュラシック・ワールド」とのユニバースビヨンド。戦場に出るか攻撃するたびクリーチャーに-1/-1カウンターを浴びせ、-1/-1カウンターが置かれているクリーチャーにブロック制限を与える恐竜。
誘発がブロック・クリーチャー指定ステップより速いため、ブロッカーが構えていても1体までならブロックされずに攻撃が可能。タフネスが1のクリーチャーは瞬時に除去できるのもあって、クリーチャー同士の戦闘が多発するような展開では非常に強い。これが除去されても-1/-1カウンターは排除されないので以降の戦場にも影響を与えられるし、回避能力持ちと組み合わせることでブロッカーをすり抜けて攻撃もしやすくなる。もちろんサボタージュ能力との相性も良好な他、-1/-1カウンターは自分自身のクリーチャーにも乗せられるため、タフネスが低ければ死亡誘発持ちとの併用も視野。ちなみに自分のクリーチャーに乗せた場合、ブロック制限は対戦相手のクリーチャーにしか与えられないので、仮に何かしらの原因で生き残ってしまっても、もちろんサイズは縮んでしまうがブロッカーとして使うことはできる。
一方、クリーチャー以外に一切の干渉を行えないのは短所。これ自身は3マナ3/2に過ぎないので、採用するのであれば能力を活用するのが前提。コントロールデッキのように、クリーチャーをほとんど利用しない相手には有効に働きづらく、サイズが大きすぎるクリーチャーを多用するランプ相手にも、何度も誘発させるには他の除去とも組み合わせる必要が出やすい。サクリファイスについても打点を出すことはできるが、その場合は生贄に捧げる手間をこちらで担ってやる結果になってしまう。この手のクリーチャー以外に関与しないカードではよくあることだが、対戦相手のデッキとの相性に活躍の是非を依存しやすい点には留意が必要。
[編集] ストーリー
ディロフォサウルス/Dilophosaurusはジュラシック・ワールド・シリーズに登場する恐竜(イラスト)。
小型で大人しい恐竜に見えるが、隠されているエリマキを展開し威嚇した上で口から毒液を浴びせかける捕食者。なお実在していたディロフォサウルスとはトサカを持つ以外に共通点は無く、ほぼ映画オリジナルの恐竜と言える。
イラストはシリーズ第一作目「ジュラシック・パーク」で、デニス・ネドリー/Dennis Nedryに襲い掛かるシーン。