爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw

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伝説のトカゲ・邪術師。マナ能力と墓地からの唱え直し、2つの方法でドラゴンをサポートする。

ドラゴン限定で緑抜きに大幅なマナ加速をもたらしてくれるが、団結のドミナリア期のスタンダードのドラゴンは4～5マナに固まっており、これのタフネス3しかないという除去のリスクを伴ってテンポ加速するだけの見返りは薄かったが、直後兄弟戦争にて6マナ域のカー峠の暴君/Tyrant of Kher Ridgesという格好のマナジャンプ先を獲得。ただ、このマナ能力が対応しているのは唱える行為にだけで、ドラゴンお得意の火吹き能力等には注げないのが難。

もう一方の1回までとは言えドラゴンを墓地から唱える能力は神河：輝ける世界の伝説のドラゴンサイクルのPIG能力をレジェンド・ルールで使い倒したり、月の帳の執政/Moonveil Regentやファイレクシアのドラゴン・エンジン/Phyrexian Dragon Engineで手札を大量に捨てたりの戦法をサポートする。同セットのシヴの壊滅者/Shivan Devastatorの様なマナが伸びきった終盤フィニッシャーになりうるドラゴンでも気軽に使い捨てやすくなる。上述の様にマナ能力を使っても1～2マナ持て余しがちな状況が多発するので犠牲や堕落した確信/Corrupted Convictionなどの生け贄手段を構えて積極的に死亡させていくのもアリ。

リミテッドでのドラゴンはチビ・ドラゴン/Dragon Whelpを除き神話レアなので、カードプール内のドラゴンが皆無という事も珍しくなく単なる3/3威迫である事が殆ど。

• 初出時のクリーチャー・タイプはヴィーアシーノ・邪術師だったが、モダンホライゾン3発売に際してのオラクル変更でヴィーアシーノはトカゲに統合された。ヴィーアシーノの項も参照。

[編集] ルール

墓地からドラゴンを唱えられる能力

• あなたの墓地からドラゴンを唱える際、通常のタイミングの許諾や制限には従わなければならず、コストも支払わなければならない。瞬速を持たないドラゴンはあなたのメイン・フェイズでスタックが空の時のみ唱えることができる。

墓地から唱えられたドラゴンに死亡時の追放を与える能力

• この能力は、あなたがライヴァズをコントロールしている時に何らかの方法で墓地からドラゴン・クリーチャーを唱えると誘発する誘発型能力である。
  • 誘発条件はライヴァズの能力で唱えた場合に限らない。
• この能力は唱えた呪文に能力を与える。この能力を与える効果はその呪文が解決されパーマネントになった後も適用され続ける（CR:400.7a）。
• その呪文が得る能力は、それが戦場に出た後に自身に適用される。スタック上で打ち消された場合は通常通り墓地に置かれる。

上記能力でドラゴンが得る能力

• この能力は、これを得たドラゴンが死亡した時に誘発する誘発型能力である。
  • 死亡を置換するわけではないため、他に死亡誘発が存在すれば追放能力とそれらを好きな順でスタックに置く。
• 死亡時に追放される能力は、それを得たパーマネントがドラゴンやクリーチャーでなくなった場合も適用され続ける。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

団結のドミナリアのレアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。

• 偏執的な援護者、ステン/Stenn, Paranoid Partisan （白青）
• アーボーグのラタドラビック/Ratadrabik of Urborg （白黒）
• 復活したアーテイ/Ertai Resurrected （青黒）
• 老いざる革新者、ジョイラ/Jhoira, Ageless Innovator （青赤）
• 爪のライヴァズ/Rivaz of the Claw （黒赤）
• 太古の番人、ネマタ/Nemata, Primeval Warden （黒緑）
• 古代学者、メリア/Meria, Scholar of Antiquity （赤緑）
• 刃を持つ者、アスター/Astor, Bearer of Blades （赤白）
• 国王ダリアン四十八世/King Darien XLVIII （緑白）
• 陽気な呪文盗み、アイヴィー/Ivy, Gleeful Spellthief （緑青）

[編集] ストーリー

ライヴァズ/Rivazはドミナリア/Dominariaのヴィーアシーノ（イラスト）。

数世紀前、ジィーリィーラン/Zirilanはドラゴンと盟約を結び、部族間の平和を仲介し、神聖な軍事協定を確立した。その「鉤爪」の血統を引くライヴァズはジャムーラ/Jamuraaでドラゴン達の中に混じって暮らしており、不遜にもドミナリアを脅かそうとする者にはドラゴンの軍隊を向かわせる用意がある。

• ショーケース版のイラストは先祖のイラストを彷彿とさせる構図になっている。
• カード名では部族名の"Claw"の訳に先祖との表記揺れがある。一方、下記ストーリー記事では「鉤爪」と訳されている。

[編集] 登場記事・登場作品

• The Legends You'll Find in Dominaria United/『団結のドミナリア』にて待ち受ける伝説たち（Feature 2022年9月1日 Roy Graham著）

[編集] 参考

• Dominaria United Release Notes/『団結のドミナリア』リリースノート（PDF）（Feature 2022年8月26日 Jess Dunks著）
• カード個別評価：団結のドミナリア - レア