精励する発掘者/Diligent Excavator
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Diligent Excavator / 精励する発掘者 (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
クリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを2枚切削する。(歴史的とは、アーティファクトと伝説と英雄譚(Saga)のことである。)
1/3面晶体のカニ/Hedron Crab系統の、何かするたびにライブラリーを削るクリーチャー。こちらはドミナリアらしく歴史的な呪文で誘発する。
レアリティはアンコモンではあるが、削る枚数が2枚と少なく、リミテッド環境で他にライブラリー破壊能力を持つカードはホマリッドの探検者/Homarid Explorer、記憶の意義/Weight of Memory、吠えたけるゴーレム/Howling Golemくらいしかなく、ライブラリーアウトは成立させづらい。カード名から考えれば、自分のライブラリーを削って発掘象/Excavation Elephantや最古再誕/The Eldest Rebornなどの墓地利用カードの対象を増やしてアドバンテージを獲得していくカードと言える。
構築では、対戦相手をライブラリーアウトさせる用途にしろ自分の墓地を肥やす用途にしろ逆説的な結果/Paradoxical Outcomeや復元/Refurbishを初めとしたカラデシュ・ブロックのアーティファクト回収カード群とのシナジーに優れる。基本セット2020発売後のスタンダードでは、これと隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Handをメインエンジンに据えたケシス・コンボが短期間ながら成立した。