老いざる歩哨/Ageless Sentinels
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Ageless Sentinels / 老いざる歩哨 (3)(白)
クリーチャー — 壁(Wall)
クリーチャー — 壁(Wall)
防衛(このクリーチャーは攻撃できない。)
飛行
老いざる歩哨がブロックしたとき、それは鳥(Bird)・巨人(Giant)になるとともに防衛を失う。(それはもはや壁(Wall)でない。この効果は永続する。)
普段は4/4飛行の壁だが、一度でもブロックに参加すると白の1マナ軽い大気の精霊/Air Elementalとなる。
対戦相手にとってはやはりこのサイズのフライヤーは脅威となるので、おいそれとは攻撃してこなくなるだろう。
- 同じような能力のコンセプトを持つ先輩に老いたるランド・ワーム/Elder Land Wurmがいる。カード名は似ているがその意味は正反対である。
- 長いマジックの歴史の中において、「(それは)もはや~でない」という大変珍しい形式のテキストを注釈文に持つカード。登場時の当該部分は「(それは)今後~でない」であり、これもまた類を見ないテキストであった。英語のテキストは「It's no longer」であるが、「no longer」だけでもこれを含めて基本セット2015現在、4枚しか存在しない(「no longer」で英語オラクル検索)。
- わざわざこのような注釈文がついているのは、防衛というキーワード能力が定義されていなかった当時、壁は攻撃できないというルールがあったので、これがクリーチャー・タイプの壁を失って攻撃できることを認識させるためであったと考えられる(一般的に壁が攻撃できるようになる場合、「~は壁でないかのように」というテキストだった)。防衛がキーワード能力として定義されると同時に壁に関するルールが廃止された現在であれば「それはもはや壁ではない」という部分は記載する必要性が薄いが、「壁は攻撃できないもの」という認識が定着しているためかこの注釈文は残ったままとなっている。