血の誓約/Covenant of Blood
提供:MTG Wiki
ソーサリー
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱えるに際しあなたがタップしたクリーチャー1体で、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。血の誓約はそれに4点のダメージを与え、あなたは4点のライフを得る。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
固定ダメージのドレインをするソーサリー。吸血の饗宴/Vampiric Feastに召集がつきシングルシンボルになった上位互換。
クリーチャーやプレインズウォーカーの除去・最後の押し込み・自分のライフが厳しい時の緊急避難等、状況次第で運用を変えられる柔軟さは健在。しかし召集を使って唱えた場合、これがソーサリーであるため自身のアタッカーもブロッカーも失うことになり使用目的といささか噛み合わなくなるケースが考えられる。もちろん生撃ちは相応に重い。警戒持ちと組み合わせる、マナ加速から素早く唱える等の工夫は欲しいところか。
リミテッドにおいて、基本セット2015の環境での黒の除去は5マナの確定除去である肉は塵に/Flesh to Dustや1マナながらタフネス3以下が標的となる潰瘍化/Ulcerate等が存在するが、土地4枚以下で唱えることができタフネス4までを葬り去れるこれは十分に差別化が可能。構築においては、クリーチャーを並べて素早くライフを削る戦略と噛み合うようでやや噛み合わない。コントロールデッキならば、これをタッチで使えることに鑑みても、少なくとも基本セット2014が共存する間は堕落/Corrupt+ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothの組み合わせを上回るのは困難だろう。