起伏鱗の大牙獣/Ridgescale Tusker
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Ridgescale Tusker / 起伏鱗の大牙獣 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — センザンコウ(Pangolin) ビースト(Beast)
クリーチャー — センザンコウ(Pangolin) ビースト(Beast)
起伏鱗の大牙獣が戦場に出たとき、あなたがコントロールする他の各クリーチャーの上に+1/+1カウンターをそれぞれ1個置く。
5/5ETB能力で自軍全体に+1/+1カウンターを置く緑のセンザンコウ・ビースト。
5マナ5/5と優良なマナレシオを保持しながらティタニアの加護/Titania's Boonを内蔵していると考えると相当効率がよい。この手の全体強化はクリーチャーが並んでいる状況で唱えないと効果が小さくなるが、これ自身が優秀な戦力として数えられるため価値が十分担保されている。戦場に出た後は実質バニラとはいえ、明滅やカウンターを扱うカードを活かせ、状況次第ではエンドカードにもなり得る。単純ながらも強さが評価され、アンコモンであるにもかかわらず他のレアカードと並んで「リミテッドにおけるボムレア」と評されることもある。唯一の欠点はダブルシンボルであることくらいか。
一方全体除去が飛び交う構築環境ではクリーチャーを横に並べることが難しいため芳しくない。+1/+1カウンターを扱うビートダウンデッキで使うにしても、5マナ域にはトランプルを持ちカウンターを確定で4つ置ける新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulkと同居しているため、これを押しのけて採用されることはないだろう。
- 新緑の機械巨人が5マナで合計8/8相当であることを考えると、トランプルの有無やアーティファクトである違いはあるものの、+1/+1カウンターを3個以上置ければ神話レアと肩を並べる高効率になる。
- ホロウヘンジの獣/Hollowhenge Beastのクリーチャー・タイプまで含めた上位互換。
- 2020年1月のオラクル更新によってセンザンコウのクリーチャー・タイプを獲得した[1]。